How to

読書ノートが続かない人の、1冊3行だけの記録

学び直し 5分で読めます

読んだはずなのに、半年後には内容を思い出せない。

本棚を見て「これ読んだな」とは思うのに、何が書いてあったかは出てこない。読書メモを作ろうとしたこともあるが、続かなかった。

続かなかったのは意志の問題ではありません。要約を作ろうとしたからです。

要約は作らない

要約は時間がかかります。1冊に30分から1時間。そして、要約を作る作業は読書とは別のスキルなので、面倒なわりに身につきません。

さらに、要約は読み返しません。読み返さないものを作るのは、ただの作業です。

残すのは3行です。

1冊につき3行

残す3行

1. いちばん引っかかった一文(自分の言葉に直さず、そのまま書き写す)

2. それが自分のどの場面に当たるか(「先週の◯◯の件」でよい)

3. 明日から変えること1つ(なければ「なし」と書く)

所要3分です。読み終えた直後に書きます。

なぜこの3行なのか

1行目を書き写すのは、記憶の引っかかりを残すため

自分の言葉に要約すると、元の表現が持っていた角が取れます。覚えているのは、たいてい角のほうです。だからそのまま写します。

2行目が、定着の本体です

本の内容は、自分の経験と紐づいていないと残りません。40代以降は特にそうで、実務の具体例という在庫を持っているぶん、ここが効きます。

「先週の会議で、自分が話しすぎた件」のように、実際にあった場面と結びつけてください。抽象的なままだと消えます。

3行目は、なくてもよい

すべての本から行動が変わるわけではありません。「なし」と書けることが重要です。無理にひねり出すと、書くのが億劫になって続きません。

どこに書くか

1か所に集めてください。本ごとにバラバラだと、読み返せません。

付箋を貼りながら読む人は、読み終えたあとに付箋の箇所を見返して、3行に絞る作業をしてください。絞る作業そのものが、記憶を選別します。

読み返すタイミング

作ったら読み返さないと、意味が半分になります。

数が増えてくると、自分が何に反応する人間かが見えてきます。同じような一文ばかり書き写していることに気づきます。それも収穫です。

やらないほうがいいこと

まとめ

3分で終わります。それで、半年後に思い出せる確率が変わります。