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フリー[ペーパーバック版]〈無料〉からお金を生みだす新戦略
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どんな本か
フリーミアムという言葉を広めた本です。無料には種類があり、直接無料・内部相互補助・三者間市場といった型に分かれることを整理しています。2009年の本です。
どこが効くか
無料のサービスがどうやって成立しているのかを、型として説明できるようになります。身の回りのサービスの仕組みが読めるようになる感覚があります。
値下げ競争から抜けられない事業にいる人には、価格以外の設計があることが分かります。
合いそうな人
- 自社がどこで稼いでいるのか説明できない人
- 値下げでしか差別化できていない事業にいる人
合わないかもしれない人
- 出版年が古く、事例は当時のものです。現在のサブスクリプションや広告市場の話を期待すると物足りません
- 型のほうを読む本で、そのまま使える施策集ではありません
買う前に、自分で確かめられること
買う前に、身の回りで無料で使っているサービスを3つ挙げて、それぞれ誰が費用を払っているかを考えてみてください。全部答えられるなら、本書の骨格はすでに持っています。答えられないものがあるなら、そこが読みどころです。ただし2009年の本で、事例は古くなっています。最新のビジネスモデルの実例を求めて買うと外します。型の分類のほうを目当てにしてください。
この本の読み方
2009年の本なので、事例は古くなっています。事例のほうではなく、無料が成立する型の分類のほうを読んでください。直接的な内部相互補助、三者間市場、フリーミアム、非貨幣経済。この4つを覚えて、身の回りのサービスがどれに当たるかを考えると、いまでも使えます。事例をそのまま現在の話として読むと外します。
次に読むなら
- 世界のエリートが学んでいるMBAマーケティング必読書50冊を1冊にまとめてみた(永井孝尚)
他の主要な本も一望したいときの地図として
読んでみて
フリーミアムというのが話題に上がっている頃に読んだ本です。サービスを開始し、サブスク(今はメジャーな言葉?)でユーザを集める際に、参考になった本です。広告収入でサービスを提供するのに限界を感じながら直接販売するのが難しい商材などユーザ獲得に向けての方針を色々考える前提を教えてくれます。割と今でも通用する考え方もあるので、昔はこうしていたという事例を知る意味でも読んでおいて損はない本だと思います。