How to

異動を打診されたときに、即答しない

キャリア 6分で読めます

呼ばれて、異動の話をされる。

頭が真っ白になって、気づくと「はい、分かりました」と言っている。部屋を出てから、聞くべきだったことが次々に浮かぶ。

まず知っておいてほしいのは、その場で答える必要はほとんどないということです。

その場で言うこと

1つだけ用意しておいてください。

ありがとうございます。少し整理したいので、いくつか確認させてください。

断ってもいませんし、受けてもいません。これで時間が作れます。

正式な内示ではなく打診の段階なら、たいてい数日は待ってもらえます。「家族とも話したい」は、正当な理由として通ります。

確認する5つ

1. なぜ自分なのか

いちばん重要です。答えによって、この異動の意味がまったく変わります。

2. 何を期待されているか

着任して何ができれば成功なのかを聞きます。ここが曖昧なまま行くと、1年後の評価も曖昧になります。

3. どれくらいの期間か

2〜3年で戻る前提なのか、そこで定着させたいのか。会社側も明言できないことがありますが、聞いておくと相手の温度が分かります。

4. 待遇はどうなるか

役職、等級、手当、通勤時間。転居を伴うなら、住宅の扱いと費用負担。

言いにくければ「生活設計に関わるので」と前置きすれば聞けます。

5. 断ったらどうなるか

これは直接は聞きにくいので、言い方を変えます。

これは決定事項でしょうか。それとも相談の段階でしょうか。

答えで、選択肢があるかどうかが分かります。

持ち帰ってから考えること

受けたほうがいい場合

慎重に考えたほうがいい場合

断るときの言い方

拒否ではなく、条件と時期の話にすると角が立ちません。

いまの案件が◯月に区切りがつくので、そのあとであれば

家庭の事情で、あと1年は通勤時間を増やせない

ただし、就業規則や雇用契約で異動の範囲が定められている場合、業務命令として断れないこともあります。不利益が大きい、あるいは合意した勤務地の範囲を超えるといった事情があるなら、労働組合や社内の相談窓口、労働基準監督署に確認してください。個別の事情で判断が変わるので、ここで書ける一般論を超えます。

まとめ