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教育費と住宅ローンが重なる時期の、考える順番

お金 6分で読めます

先にお断り

この記事は、考える順番の整理です。個別の金融商品や借入をすすめるものではありません。制度は改正されます。実際の判断は、公的機関の一次情報と、必要なら有料の専門家に確認してください。

教育費、住宅ローン、親の介護、自分の老後。

40代になると、この4つが同じ塊として頭に浮かびます。金額を足すと途方もない数字になって、考えるのをやめる。そしてまた夜に思い出す。

重く感じる原因は、金額そのものではありません。全部が同時に来ると思っていることです。

1. 縦軸を年、横軸を項目にして並べる

紙1枚で足ります。左に西暦と自分の年齢、上に項目を書きます。

自分住宅仕事
202748高1返済中
203051大1 入学返済中
203455卒業返済中役職定年
203960残債あり定年

書いてみると分かります。4つのうち、本当に重なっているのは2つか3つで、それも数年だけです。

2. 山がどこかを特定する

並べると、支出が集中する年が見えます。多くの場合、次のどれかです。

この山が何年後で、何年続くかが分かれば、対象は「漠然とした将来」から「2030年から4年間」に変わります。

3. 山の前に何ができるかを考える

ここまで来て初めて、打ち手の話になります。

4. 住宅ローンは、繰上返済を急がない判断もある

手元資金があると、繰上返済したくなります。ただ、教育費の山が近い場合は注意が必要です。

金利水準と残高が分かれば試算できます。金融機関のシミュレーションや、公的機関の資料で確認してください。

5. 老後資金は、山を越えてから

教育費の山と老後資金を同時に積もうとすると、たいてい両方が中途半端になります。

順番としては、山を越えたあとに残る年数で老後を考えるほうが現実的です。子の卒業から定年まで、あるいは再雇用の終わりまで、何年あるかを先に数えてください。

ただし、公的年金の見込み額だけは先に確認しておいてください。ねんきん定期便かねんきんネットで数分です。ここを見ないまま老後を心配している人が非常に多い。

やらないほうがいいこと

まとめ

表を作っても、金額が減るわけではありません。ただ、何年後に何が来るかが分かると、夜に思い出す回数が減ります。