How to
日曜の夜が重いときに、土曜のうちにやっておくこと
日曜の夕方あたりから、気が重くなる。
テレビの音が急に遠くなって、明日の予定を思い出しはじめる。何をしていても集中できない。そのくせ、まだ何も起きていない。
この時間を軽くしようとして、日曜の夜に対処する人が多い。そこはもう遅いというのが、この記事の結論です。
なぜ日曜の夜では遅いのか
重くなる原因は、たいてい月曜の朝そのものではありません。月曜の朝に何が待っているか分からないことです。
分からないものは、頭が勝手に最悪の形で埋めます。金曜に投げっぱなしにしたメール、返事をしていない依頼、進んでいない案件。輪郭がぼやけているぶん、実際より大きく見えます。
そして日曜の夜には、確認する手段がありません。会社のシステムを開く気にもならない。だから確かめられないまま、想像だけが膨らみます。
打つ手があるのは、その手前です。
土曜のうちにやること
1. 月曜の朝いちばんにやることを、1つだけ決める
全部の予定を洗い出す必要はありません。朝いちばんに手を付けるものを1つだけ決めます。
これがあると、月曜の朝の入り口が固定されます。人が重く感じるのは、選択肢が多くて決められない状態なので、最初の1手が決まっているだけで軽くなります。
できれば、5分で終わるものにしてください。重い案件を朝いちにすると、その予定を思い出すたびに日曜が重くなります。
2. 気になっていることを、紙に全部出す
頭のなかにあるうちは、大きさが分かりません。書き出すと、たいてい3つか4つしかないことに気づきます。
解決しなくていいので、名前を付けて外に出すだけにします。所要5分です。
3. 金曜にやり残したことがあるなら、その事実だけ確認する
「たしか何か残っていた気がする」がいちばん重い。何が残っているか特定できれば、それは処理待ちのタスクに変わります。
土曜なら、まだ確認する気力があります。
日曜にやること(少なめに)
日曜は、増やす日ではなく守る日です。
- 夕方以降に予定を入れない。楽しい予定でも、終わったあとの落差が効きます
- 仕事のことを考える時間を、先に決めておく。「20時に10分だけ考える」と決めると、それ以外の時間に侵入しにくくなります
- 寝る時刻だけ守る。日曜に夜更かしすると、月曜の重さが体調の問題に変わります
やらないほうがいいこと
- 日曜の夜に仕事のメールを開く。返信できないものを見ると、抱えたまま寝ることになります
- 日曜に「来週こそ」と計画を立てる。気分が下がっている状態で立てた計画は、たいてい過大です
- 重さを気合いで消そうとする。消えません。輪郭を与えるほうが早い
これでも重いままなら
ここまでやっても日曜の夜が耐えられない状態が続くなら、対処の対象が違うかもしれません。
特定の人や案件が原因なら、そちらを動かす話になります。原因が特定できないまま重い日が続いている場合は、疲れの側を疑ってください。
眠れない日が2週間以上続いている、食欲がない、これまで楽しめたことが楽しめない。こうした状態があるなら、産業医やかかりつけ医に相談してください。日曜の過ごし方で解決する範囲を超えています。
まとめ
- 重さの原因は月曜そのものではなく、何が待っているか分からないこと
- 日曜の夜は確認できないので、手を打つのは土曜
- 月曜の朝いちにやることを1つだけ決める。5分で終わるものにする
- 気になっていることを紙に出す。解決しなくていい
- 日曜は増やす日ではなく、守る日にする
日曜の夜が完全に軽くなることはありません。少し短くなれば十分です。