How to

有給を取るのが下手な人のための、休みの取り方

疲れ 5分で読めます

有給が残ったまま、毎年繰り越して、上限を超えて消えていく。

取れない理由を聞かれると「忙しいので」と答えますが、忙しさは毎年あります。そして毎年取れていません。

詰まっているのは、たいてい別のところです。

取れない理由は、順番が逆だから

取れない人は、この順番で考えています。

理由を考える → 迷惑をかけないか確認する → 空いてそうな日を探す → 結局その日も埋まる

この順番だと、永久に取れません。忙しくない週は存在しないからです。

逆にします。

日付を押さえる → 前後の予定を寄せる → 引き継ぎを作る

1. 先に日付を押さえる

2か月以上先で、いまの時点で何も入っていない日を選びます。理由は考えません。

先に埋めておけば、あとから入る予定はその日を避けて配置されます。空いている日を探すのではなく、空けた日を守るやり方です。

2. 理由は聞かれてから答える

日本の労働基準法では、有給の取得に理由の申告は必要ありません。使い道は本人の自由です。

とはいえ、職場の空気として聞かれることはあります。そのときのために、答えを1つ決めておいてください。考えるのが面倒で申請しない、という事態を防ぐためです。

3. 引き継ぎは1枚にする

休む前が忙しくなるから休めない、という人は、引き継ぎを作りすぎています。

1枚にまとめてください。

引き継ぎメモの型

・その日に起きうること(3つまで)
・起きたときの対応(誰に聞くか、どこを見るか)
・緊急時の連絡先
・緊急でないものは、戻ってから対応すると明記する

最後の1行が重要です。これがないと、戻ったときに全部が「至急」になって積み上がります。

4. 連絡が来る前提にしない

休みの日にメールを確認すると、休んだことになりません。見ると対応したくなり、対応すると仕事の日になります。

取れない職場だった場合

ここまでやっても取得を拒まれる、取ると評価に響く、という職場もあります。

有給の取得は労働者の権利で、原則として会社は時季変更権の範囲でしか動かせません。取得そのものを理由に不利益な扱いをすることは認められていません。

個別の事情によって判断が変わるので、実際に困っている場合は労働基準監督署の相談窓口や、社内の相談窓口に確認してください。ここで書ける一般論を超えます。

まとめ

まず1日です。1日取れると、次から少し楽になります。