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給料の話を切り出すときの、順番

評価・給料 6分で読めます

給料の話は、切り出しにくい。

言えば評価が下がる気がするし、金のことばかり言う人だと思われたくない。そうして何年も言わないまま、毎年数千円ずつ上がる。

ただ、交渉より先にやることがあります。そもそも上げられる仕組みがあるのかの確認です。

1. 制度を調べる(交渉より先)

ここを飛ばして上司に言うと、多くの場合「制度上どうにもならない」で終わります。上司に権限がないことを、上司に頼んでいる状態です。

就業規則か賃金規程を見てください。閲覧できるようになっているはずです。確認するのは3つです。

この3つで、話す相手と話す内容が決まります。

2. 話すのは「昇給」ではなく「昇格の条件」

多くの日本企業では、給与は等級で決まります。等級が変わらないまま給与だけ上げるのは、上司の権限外です。

だから聞くのはこれです。

次の等級に上がるには、何が足りていませんか

この聞き方には利点が3つあります。

答えが返ってこない、あるいは毎年同じ答えが返ってくる場合、それ自体が情報です。

3. 材料は先に用意する

交渉に持っていくのは、忙しさではなく事実です。

「頑張っています」は通りません。「去年より件数が1.4倍で、単価も上がっています」は話が動きます。

言うタイミング

逆に、期末の忙しい時期や、業績が落ちている時期は避けたほうが通ります。

それでも動かないとき

制度を調べ、昇格の条件を聞き、材料を出しても動かない場合、判断材料が揃ったことになります。

このとき初めて、外の相場を見る意味が出てきます。同じ職種の求人を20件見て、提示レンジを確認してください。いまの給与が相場より明確に低いなら、それは交渉ではなく市場の問題です。

ただし、転職の判断は給与だけで決めないでください。辞めたい理由と辞めるべき理由の切り分けは、別の記事にまとめています。

やらないほうがいいこと

まとめ

1回で上がることは、まずありません。条件を聞いて、翌年その条件を満たす。そこまでが1セットです。