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40代からの学び直しで、20代と同じやり方をしない

学び直し 7分で読めます

若いころと同じやり方で勉強して、うまくいかず、自分の頭が悪くなったと結論づける。

40代以降の学び直しで、いちばん多い失敗です。

変わっているのは能力の総量ではなく、得意な覚え方のほうです。やり方を合わせれば、若いころより速く進む領域もあります。

減っているものと、増えているもの

減っている増えている
意味のない記号を丸暗記する力意味づけて覚える力
まとまった学習時間何が重要かを見分ける力
徹夜や詰め込みの体力実務での具体例の在庫
同期と競う環境使う場面が具体的に浮かぶこと

20代の勉強法は、左の列を前提に組まれています。だから合いません。

1. 丸暗記の科目から始めない

科目に順番を選べるなら、理屈で説明できる分野から入ってください。

語呂合わせで数字を覚える種類の内容は、いまいちばん苦手な領域です。そこから始めると、最初の2週間で「もう歳だから」に着地します。

理解して積み上げる分野で先に手応えを得てから、暗記科目に入ったほうが続きます。

2. 実務の具体例に結びつける

これが40代以降の最大の武器です。

新しい用語が出てきたら、そのつど「うちの会社でいうと、あれのことか」と一言メモしてください。テキストの余白でかまいません。

若い人はこの在庫を持っていません。同じテキストを読んでも、覚え方の効率が変わります。

3. 復習を、間隔を空けて短くやる

一度に長時間やって覚え込む方法は、体力的にも記憶の面でも効率が落ちます。

同じ範囲を、間を空けて短く繰り返すほうが残ります。

新しい範囲に進む時間を少し削ってでも、この復習を先に入れてください。進んだ量ではなく、残った量が試験で問われます。

4. 目が疲れる問題を、根性で処理しない

意外に効くのがこれです。

40代以降、テキストが読みにくいのは集中力ではなく目の問題であることがあります。

読むのがつらいから続かない、というのは意志の問題ではありません。

5. 若い人と比べない仕組みを作る

講座やスクールに通うと、同じ教室に20代がいます。進みが速いのを見ると、それだけで折れます。

比較対象は、先月の自分に固定してください。

やらないほうがいいこと

まとめ

若いころより時間はありません。ただ、何を覚えるべきかを見分ける力は上がっています。そこで勝負してください。