Book
完訳 7つの習慣 人格主義の回復
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どんな本か
主体性、終わりを思い描くことから始める、最優先事項を優先する。この3つで自分を立て直してから、Win-Win、まず理解に徹する、シナジー、刃を研ぐ、と進む構成です。厚く、読み通すのに時間がかかります。
どこが効くか
緊急度と重要度で仕事を4つに分ける考え方は、この本が広く知られるきっかけになったものです。第3の習慣だけでも、予定の組み方が変わります。
順番に意味があります。対人の章だけ拾い読みすると効きません。自分の側が整っていない状態で人間関係の技術だけ使うと、たいてい空回りします。
テクニックではなく判断の軸から扱うので、効き始めるのは遅いですが長持ちします。
合いそうな人
- 目先の方法ではなく、判断の軸から見直したい人
- 管理職になって数年たち、うまくいかない理由が自分側にある気がしてきた人
合わないかもしれない人
- 今週の困りごとを解決したい人。厚く、時間がかかります
- 拾い読みで済ませたい人。この本は順番が内容の一部です
買う前に、自分で確かめられること
買う前に、数週間かける時間があるかを考えてください。一度に読み切る本ではなく、第1から第3の習慣を実行してから先に進む構成です。時間が取れない時期に買うと、積みます。要約版や解説本で済ませたくなりますが、それをすると「順番に意味がある」という本書の中心が落ちます。急いで結論だけ知りたいなら、いまは買わないほうがいい。落ち着いてから完訳版を読むほうが、結果的に速いです。
この本の読み方
一度に読み切ろうとしないでください。第1から第3の習慣(私的成功)を数週間かけて実行してから、第4以降に進む構成になっています。順番に意味がある、というのが本書の主張そのものです。最初に通読して全体像を掴み、その後は1つの習慣につき1か月かける。要約版で済ませると、この順番の話が落ちます。
次に読むなら
- 嫌われる勇気(岸見一郎・古賀史健)
人との関わりの部分だけを、別の角度から短く読みたいときに
読んでみて
22歳の頃に読んだのですが、50歳を過ぎた私でもまだ内容を覚えていて、生きるうえで参考になった本です。一人暮らしして、就職して自立しているようで、実際は自立するのが難しいと感じていましたが、先を示す本で、年をとるたびに重要な人と生きることを考えさせられる本です。生きる方向を見失ったときに見て頂けると心が軽くなるのではないかと思います。