Book
改訂版 金持ち父さん貧乏父さん
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どんな本か
2人の父から受けた、正反対のお金の教えを対比しながら進む本です。中心にあるのは、資産と負債を「お金を生むか、出ていくか」で分ける考え方です。世界的なベストセラーで、この分野の共通言語になっています。
どこが効くか
持ち家は資産か、という問いの立て方は、読んだあとの家計の見方を確実に変えます。会計上の分類と、手元のお金の増減が別物だと気づけます。
給料以外の収入という発想がそもそもなかった人には、前提が1つ増えます。
この分野の他の本を読むときの土台になります。用語と考え方が共有されているためです。
合いそうな人
- お金の本を読んだことがなく、最初の1冊を探している人
- 働いているのに手元にお金が残らない感覚がある人
合わないかもしれない人
- 再現可能な手順を求める人。これは考え方の本であって、手順書ではありません
- 著者に関連するセミナーや教材が高額で販売されてきた経緯があり、批判も多い本です。読んだ勢いで何かを契約しないでください
- 日本の税制や不動産事情とは前提が異なる部分があります
買う前に、自分で確かめられること
買う前に、自分の持ち物を「毎月お金が入ってくるもの」と「毎月出ていくもの」に分けてみてください。それができるなら、本書の中心はすでに手に入っています。できないなら、その分け方を覚えるためだけでも読む価値があります。ただし後半は、著者の国と時代の制度が前提です。日本の税制や不動産事情とは違います。ここを真に受けて動くと危ないので、制度の判断は必ず公的機関の一次情報で確認してください。
この本の読み方
資産と負債の定義の章だけは、時間をかけて読んでください。お金が入ってくるものが資産、出ていくものが負債。この定義は会計上の定義とは違いますが、家計を見る道具としては強力です。逆に、後半の不動産や事業の話は著者の国と時代が前提になっています。そのまま真似ないこと。制度は日本の一次情報で確認してください。
次に読むなら
- ユダヤ人大富豪の教え(本田健)
同じお金の本でも、こちらは人との関わりから入ります
読んでみて
お金の本で一番記憶に残る本でした。対比(父・金持ち父さん)が秀逸で、面白いエピソードが満載です。投資するためにお金を作る方法論が理路整然と語られており、他のお金の本を読む前に読んで欲しい本です。ここを知らないまま先に進むと、たぶん遠回りになります。