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「ザ・ゴール」シリーズ ザ・チョイス 複雑さに惑わされるな!
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どんな本か
著者と娘の対話で進みます。物事は本質的にシンプルである、という立場から、複雑に見える問題をどう解くかを扱います。工場やプロジェクトといった具体的な題材から離れ、考え方そのものが主題になっています。
どこが効くか
制約理論の手順は分かったが、なぜそうするのかが掴めない、という段階で読むと繋がります。
目の前の問題が複雑すぎて手がつけられないとき、複雑さは対象ではなく見方の側にある、という視点が入ります。
合いそうな人
- 『ザ・ゴール』を読み終えて、次に進みたい人
- 手法をなぞるのではなく、考え方を自分のものにしたい人
合わないかもしれない人
- 他の巻を読んでいないと、前提が共有されておらず入りにくい。最初の1冊にはしないでください
- 具体的な業務手順を求める人
買う前に、自分で確かめられること
買う前に、『ザ・ゴール』を読んでいるかどうかを確認してください。読んでいないなら、そちらが先です。この巻は手法ではなく、その背後の考え方を扱うので、手法を知らないまま読むと手がかりがありません。すぐ職場で使える手順を探している人にも向きません。読み終えても、明日やることは1つも増えないからです。増えるのは、状況の見方のほうです。
この本の読み方
シリーズの他の巻を読んでから来たほうがいいです。『ザ・ゴール』で手法を見たあとに、その背後の考え方を扱うのがこの巻。順番を逆にすると抽象的すぎて手がかりがありません。父と娘の対話形式なので、読みやすさはあります。ただし扱っているのは思考の癖の話なので、すぐ職場で使える手順は出てきません。
次に読むなら
- 儲ける社長のPDCAのまわし方(小山昇)
考え方ではなく、まず回す手順から入りたいときに
読んでみて
SIer時代に読んだ本です。娘との会話で説明するという今までのシリーズとなんだか違う物語なので、楽しく読めました。アイザック・ニュートンの「自然はきわめてシンプルで、自らと調和している」という言葉が紹介されているのですが、考えるたびに深いなと感じるようになりました。