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評価されない、成果が伝わらないときに読む本
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面談で「安定してるんだけど、これという成果がない」と言われる。やっていないわけではない。むしろ去年より働いている。
この状況は、たいてい仕事量の問題ではありません。切り分けると3つのどれかです。
まず、どれなのかを切り分ける
- 伝わっていない。やったことではなく、やった種類だけを報告している
- 的がずれている。作業量は多いが、会社が重視する論点に当たっていない
- 本当に評価軸が理不尽。この場合は、本ではなく異動か転職の話になります
1と2は自分で動かせます。3は動かせません。まず1と2を潰してから、それでも変わらなければ3だと判断したほうが、後悔が少なくなります。
1. 伝わっていないなら
数値化の鬼
こんな夜に。頑張っているのに評価されない理由が、感覚でしか説明できないとき。「たぶん量は足りている」という言い方をしている自分に気づいたら。
仕事を数字で見る型が手に入ります。行動量を先に数える、確率で考える、変えられる変数を絞る。数字が苦手な人向けに書かれているので、統計の知識は要りません。月報や週報の書き方が具体的に変わります。
合わないかもしれない人:数値化しにくい職種(研究、企画の初期、対人支援)では、そのまま当てはめると窮屈になります。考え方だけ借りるのがおすすめです。
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数字は人格
こんな夜に。自分の仕事を、いつも感覚でしか語れていないと気づいたとき。上司に数字で詰められて答えられなかったとき。
中小企業の経営者が、現場で数字をどう使っているかを書いた本です。理論ではなく運用の話で、どの数字を、どの頻度で、誰が見るかまで具体的に出てきます。数字を見ればその人の仕事ぶりが分かる、という立場が一貫しています。上の『数値化の鬼』が個人の型なら、こちらは組織で回す話です。
合わないかもしれない人:断定的な語り口なので、合わない人ははっきり合いません。中小企業の経営が前提で、大企業の一担当者には遠く感じられる箇所があります。
2. 的がずれているなら
イシューからはじめよ
こんな夜に。作業量は誰よりも多いのに、成果として認識されないとき。あるいは、資料を厚くすることで不安を埋めている自覚があるとき。
解く前に「そもそも何を解くべきか」を決める、という順番の本です。量を増やして解決しようとする働き方を、著者は明確に否定しています。これを読むと、やらないことを決められるようになります。
合わないかもしれない人:手を動かす前に考えすぎる傾向がある人は、逆方向に振れる可能性があります。着手が遅いことで悩んでいるなら別の本を。
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コンサル一年目が学ぶこと
こんな夜に。報告のたびに「で、結論は?」と言われるとき。若手ではなくても、伝え方の基本を一度そろえ直したいとき。
結論から話す、数字で語る、相手の期待値を先に確認する。1項目が数ページで完結するので、疲れている日でも1つだけ読めます。明日の会議から使えるものが多い本です。
合わないかもしれない人:基本動作がすでに身についている人には、確認作業になります。
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3. 評価軸そのものが合っていないなら
ここは本で解決しません。ただ、判断を焦って辞めると、次の職場で同じことが起きることがあります。
先に、自分が何を成果だと思っているかを言葉にしてから動いたほうが、選ぶ基準がはっきりします。
生き方
こんな夜に。評価そのものより、自分が何のために働いているかが分からなくなったとき。夜、転職サイトを開いたまま何もせずに閉じた日に。
人生や仕事の結果を、考え方・熱意・能力の掛け算として捉える本です。考え方がマイナスだと全体がマイナスになる、という単純な式が軸になっています。テクニックではなく、判断の土台を作る側の本です。
合わないかもしれない人:精神論に見える箇所があります。いま具体的な手順が欲しい人は、先に上の3冊のほうが実務に効きます。
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この状況で気をつけること
評価されないと感じているとき、読書量を増やすことで安心しようとしがちです。ただ、この状況で必要なのはインプットの量ではなく、報告1回ぶんの書き方を変えることだったりします。
1冊読んで、翌月の報告を1行変える。それで足ります。