How to
緊急ではないが重要なことに、週30分だけ先に時間を取る
勉強する。体を動かす。後輩と話す。仕組みを整える。大事なことは、分かっている。それでも、毎週、後回しになります。
後回しになるのは、急ぎではないからです。急ぎの用事は、いつも先に来ます。それが、毎週続きます。
4つの領域
『7つの習慣』(第3の習慣「最優先事項を優先する」)では、仕事を、緊急かどうかと、重要かどうかで、4つに分けます。
| 緊急 | 緊急ではない | |
|---|---|---|
| 重要 | 第I領域:締切のある仕事、トラブル対応 | 第II領域:準備、勉強、関係づくり、仕組みの改善 |
| 重要ではない | 第III領域:突然の依頼、一部の会議、メール | 第IV領域:暇つぶし |
鍵は、第II領域です。急がないので、後回しになる。それなのに、ここに時間を使う人ほど、長い目で見て、第I領域の急ぎが減っていく、というのが本の主張です。
週30分を、先に取る
やることは、シンプルです。第II領域の用事に、週に30分、先にカレンダーを入れます。
- 何を入れるかを、1つ決める。勉強、運動、後輩との対話、資料の整理のどれか
- 曜日と時刻を決める。たとえば、水曜の朝8時30分から
- カレンダーに、他の予定と同じように入れる
30分でいいのは、続けられる大きさだからです。1時間にすると、崩れたときに、全部やめたくなります。
押し出されたときの扱い
急ぎの依頼で、その30分が、つぶれる日があります。
- つぶれたら、同じ週のうちに、別の日に移す
- 移せなければ、15分だけでも、やる
- それも無理なら、翌週に持ち越さず、翌週は、通常どおりに入れる
2週続けて、できなかったら、時間帯が合っていません。朝か夜か、場所を変えるか。設計を見直します。
第I領域の、減らし方
第II領域に時間を取ると、少しずつ、第I領域の急ぎが減ります。たとえば、
- 後輩と、先に話しておくと、突発の質問が減る
- 資料の雛形を、先に整えておくと、締切前の作業が軽くなる
すぐには、効果は出ません。3か月くらいで、体感として、変わってきます。
やらないほうがいいこと
- 全部の第II領域に、手を出す。1つで足ります
- 空いた時間に、やろうとする。空きません
- 第III領域を、第I領域だと思い込む。「急ぎ」は、他人の都合のことが多いです
まとめ
- 後回しになるのは、急ぎではない重要なこと
- 週30分を、先にカレンダーへ入れる。何を入れるかは1つ
- つぶれたら、同じ週の別の日へ。2週続けて無理なら、設計を見直す
- 効果が出るのは、3か月くらい先