Learning
資格試験の過去問を、いつ・どう使うか
資格の勉強で、過去問を使うのは、いつからがいいのか。テキストを一通り終えてから、と思っていると、試験の直前になります。
働きながらの勉強は、時間が限られています。過去問は、仕上げではなく、最初に使う道具です。
1. 最初に、1回だけ、解く
テキストを読み始める前に、過去問を1回分、解きます。
- 点数は、気にしない。取れなくて当然です
- 時間を計る。何分かかるかを知る
- 出題の形を、見る。どんな聞き方をされるのかを知る
この1回で、テキストの読み方が変わります。何が問われるのかを知ってから読むと、重要な箇所が、目に入ります。
2. 間違いを、3種類に分ける
解いたあとが、本番です。間違えた問題を、次の3つに分けます。
- 知らなかった。知識がない。→テキストに戻る
- 知っていたが、思い出せなかった。覚えが浅い。→解き直す回数を増やす
- 読み間違えた。問題文の読み方。→解き方を直す
分けておくと、同じ間違いを、同じ方法で直さずに済みます。「もっと勉強する」ではなく、種類ごとに対処が変わります。
3. 解き直す間隔を、先に決める
1回解いて終わりにすると、忘れます。間隔を決めておきます。
- 間違えた問題だけ、翌日、もう一度解く
- 1週間後に、もう一度
- 1か月後に、もう一度
全問を解き直す必要はありません。間違えた問題だけで足ります。
4. 本番の前の2週間は、時間を計って解く
仕上げの段階で、1回分を、本番と同じ時間で解きます。
- 解く時間帯も、本番に合わせる(午前なら午前に)
- 時間配分を、紙に書く。どの問題で、何分かける
- 解けなかった問題は、飛ばして先へ進む練習をする
時間切れで落ちる人は、知識の問題ではないことが多いです。
やらないほうがいいこと
- 答えを覚える。問題の形が変わると、解けません。なぜその答えになるのかを、見ます
- 古すぎる過去問を、中心にする。制度や法令は、改正されます。試験の出題範囲は、主催団体の最新情報で確認してください
- 点数だけを見る。点数より、間違いの種類のほうが、次の行動を決めます
まとめ
- 過去問は、仕上げではなく最初に1回解く
- 間違いは、知らなかった、思い出せなかった、読み間違えた、の3つに分ける
- 間違えた問題だけ、翌日・1週間後・1か月後に解き直す
- 直前の2週間は、本番と同じ時間で解く