Learning
社内の勉強会を、3か月続けるための最小の形
勉強会を始める。最初の回は、10人集まる。3回目に、6人になる。5回目に、開催が流れる。
社内の勉強会が続かないのは、熱意が足りないからではありません。最初の設計が、重すぎるからです。
続いた形は、小さかった
続く勉強会に共通しているのは、規模と準備の軽さです。
| 止まりやすい形 | 続きやすい形 | |
|---|---|---|
| 人数 | 部署全体、10人以上 | 3〜5人 |
| 時間 | 1時間 | 30分。昼休みか終業前 |
| 頻度 | 不定期、決まったら開催 | 隔週など、固定 |
| 発表者 | 毎回1人が準備して発表 | 全員が1つずつ持ち寄る |
| 題材 | 勉強会のために選ぶ | いま仕事で困っていること |
1. 題材は、仕事の困りごとから選ぶ
「生成AIについて勉強しよう」では、広すぎて、準備も重くなります。
代わりに、毎回こう決めます。
- 今週、手を止めたことを、1つ持ち寄る
- それを、全員で15分、一緒に考える
準備は、各自が1行書くだけです。
2. 発表者を置かない
発表者を1人置くと、その人の負担になります。順番が回ってくるのが嫌で、人が減ります。
全員が、短く話す形にします。1人3分。持ち寄るのは、困りごと1つか、試して分かったこと1つ。
3. 記録は、1行だけ
議事録は、要りません。決まった共有場所に、1行だけ残します。
- 「今日の困りごと:◯◯。いまの対応:△△」
3か月たつと、一覧が、現場の困りごと集になります。それが、次の題材にも、他部署への共有にも、使えます。
4. 止める日を、先に決める
無期限で続けようとすると、重くなります。
- 最初に「3か月、6回」と決めて始める
- 終わったら、続けるかを、全員で決める
期間が決まっていると、参加するハードルが下がります。続いたら、更新します。
やらないほうがいいこと
- 管理職が、毎回講師をする。参加者が、受け身になります
- 参加を、評価に結びつける。義務になると、続きません
- 遅刻や欠席を、注意する。隔週で固定していれば、来られる人が来ます
まとめ
- 続く勉強会は、人数も時間も小さい
- 題材は、仕事の困りごと。準備は1行
- 発表者を置かず、全員が3分ずつ話す
- 記録は1行。期間は先に決める