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夢をかなえるゾウ1

水野敬也 文響社 やる気

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知っていることと、やっていることの差だけを、ずっと突いてくる。

読むのにかかる目安:平日夜30分×4〜5日。小説なので進みは速いです

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どんな本か

関西弁の神様ガネーシャが、冴えない主人公のところに現れて、毎日ひとつ課題を出していく小説です。課題は「靴をみがく」「コンビニで募金する」「食事を腹八分におさえる」といった、拍子抜けするほど地味なものばかりで、劇的な方法は最後まで出てきません。

どこが効くか

この本が繰り返し突いてくるのは、成功法則を知らないことではなく、知っているのにやらないことのほうです。読者はたいてい、課題を読んだ時点で「そんなことか」と思います。そして、やりません。その反応こそが主題になっています。

ガネーシャがふざけているぶん、説教されている感じがありません。自己啓発書を読むと構えてしまう人でも、小説として最後まで進めます。

課題が地味なのも意図的です。大きな目標より、今日できる1つに落とすという考え方は、当サイトのHowTo記事と同じ立場です。

合いそうな人

合わないかもしれない人

買う前に、自分で確かめられること

この本の課題は、突き詰めると「今日できる小さいことを1つやる」に尽きます。それを自分で決めて続けられる人は、買わなくて構いません。読む価値があるのは、続かない経験を何度もしている人です。理屈で説得されると反発するが、笑いながらなら受け取れる、という性質の人には効きます。判断がつかないなら、書店で最初の課題まで読んでみてください。そこでガネーシャの口調が受け付けなければ、最後まで受け付けません。文体の相性がほぼすべてです。

この本の読み方

課題が出てきたら、読み進める前に1つだけ実際にやってみてください。読み切ってから始めようとすると、たいてい始まりません。この本は読了することに意味がある本ではなく、途中で手を動かさせるために書かれています。逆に、課題を全部やろうとすると3日で止まります。いま自分に引っかかった1つだけで十分です。

次に読むなら

読んでみて

読んだのは、とにかく仕事に追われて疲れていた時です。やることが多く、余裕が無かったし、全部やらないと(できる)と思っていて、疲れていました。とにかく忙しい時期だったので、寝る前に翌日やることを1つだけ決めると心が少し楽になるのを感じて、今でも実践しています。横やりが入り、大体複数の仕事が並行するのですが。

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夢をかなえるゾウ1

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