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人間関係で消耗するとき、「嫌われる勇気」と「人は話し方が9割」のどちらを読むか

人間関係 6分で読めます

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人間関係の本は、棚に何十冊も並んでいます。そのなかで、この2冊は役割がはっきり違います。

『嫌われる勇気』は、頭のなかの消耗を減らす本。『人は話し方が9割』は、会話の場の消耗を減らす本です。どちらを読むかは、いまの消耗がどちら側にあるかで決まります。

2冊の違い

嫌われる勇気人は話し方が9割
扱うことこれは誰の問題なのか、という線引き(課題の分離)相手が話しやすい状態を作ること。否定しない、まず聞く
効く場面帰宅後も、上司や同僚の評価が頭から離れない内容は正しいのに伝わらない。部下が本音を言ってこない
形哲人と青年の対話1項目が数ページ。エピソード中心
合わない人承認欲求の否定に反発が出る人。結論だけ知りたい人交渉術や説得の技術を求める人

どちらを読むかは、1つの質問で決まる

いま消耗しているのは、頭のなかですか、会話の場ですか。

両方に当てはまる人は、先に『嫌われる勇気』です。先に線引きをして、持ち帰る量を減らしてから、実際にどう話すかを考えるほうが、順番として自然です。

1冊目の候補

岸見一郎・古賀史健(ダイヤモンド社)

嫌われる勇気

こんな夜に。家に帰っても仕事のことを考えてしまうとき。人間関係で消耗していて、折れた原因が特定の誰かとの関係にあるとき。

アドラー心理学を、哲人と青年の対話で解説した本です。実務で使えるのは課題の分離。相手がどう思うかは相手の課題だ、と線を引けると、持ち帰る量が減ります。反論役の青年が読者の代わりに食い下がるので、納得しないまま進まずに済みます。

合わないかもしれない人:結論だけ知りたい人。承認欲求の否定に、いま強く反発が出る人。主張には賛否があり、全部を受け入れる必要はありません。

永松茂久(すばる舎)

人は話し方が9割

こんな夜に。言っている内容は間違っていないのに、相手が動かないとき。会話に苦手意識があり、雑談で消耗するとき。

会話が苦手な人に向けた本です。うまく話す技術ではなく、否定しない、まず聞く、相手が話しやすい空気を作る、というところから始まります。1項目が短く、活字が重い日でも1つだけ読めます。

合わないかもしれない人:交渉術や説得の技術を求める人。研究や理論の裏づけを求める人。すでに聞く姿勢が身についている人には確認作業になります。

読み方のコツ

嫌われる勇気

人は話し方が9割

読んだ翌日にやること

まとめ