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「嫌われる勇気」の次に読むアドラー心理学の本、順番と選び方

人間関係 7分で読めます

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『嫌われる勇気』を読み終えると、次の1冊を探したくなります。アドラー心理学の本は、同じ著者の続編、入門書、原典と、種類が違います。

この4冊は、どれから読んでも読めます。ただ、何を確かめたいかで、次の1冊が決まります。

4冊の位置づけ

本形位置づけ
嫌われる勇気哲人と青年の対話最初の1冊。物語として入れる
幸せになる勇気同じく対話前作の続編。分かったあと、実践で壁にぶつかる側
アドラー心理学入門単著の解説(新書)考え方を、解説の形で整理し直す
人生の意味の心理学アドラー本人の著作(上下)解説書の元。いちばん難しめ

いまの状況から選ぶ

迷ったら、先に『幸せになる勇気』です。同じ対話形式で続くので、前作と同じ読み方のまま進めます。ただし、前作を読んでから時間が空いて、内容を忘れているなら、先に『アドラー心理学入門』で整理し直してから進むほうが入りやすいはずです。

読む順番の目安

  1. 嫌われる勇気 … 入口。課題の分離だけ持ち帰れば足ります
  2. 幸せになる勇気 … 続編。実践の側へ
  3. アドラー心理学入門 … 整理し直し。順番は前後しても構いません
  4. 人生の意味の心理学 … 原典。解説書を読み終えてから

1冊ずつ

岸見一郎・古賀史健(ダイヤモンド社)

嫌われる勇気

こんな夜に。家に帰っても仕事のことを考えてしまうとき。人間関係で消耗していて、相手の評価が頭から離れないとき。

アドラー心理学を、哲人と青年の対話で解説した本です。実務で使えるのは課題の分離。相手がどう思うかは相手の課題だ、と線を引けると、持ち帰る量が減ります。反論役の青年が読者の代わりに食い下がるので、納得しないまま進まずに済みます。

合わないかもしれない人:結論だけ知りたい人。承認欲求の否定に反発が出る人。

岸見一郎・古賀史健(ダイヤモンド社)

幸せになる勇気

こんな夜に。『嫌われる勇気』を読んで納得したのに、実際の人間関係では使えていないとき。

前作の3年後、青年が「アドラーを捨てるべきか」と迷っていると打ち明けるところから始まる続編です。分かったのにできない、という段階を扱います。前作と同じ対話形式です。

合わないかもしれない人:前作を読んでいない人。対話形式が冗長に感じられた人。

岸見一郎(ベスト新書)

アドラー心理学入門 よりよい人間関係のために

こんな夜に。対話形式で一度読んだが、考え方を整理し直したいとき。

岸見一郎さん自身の文章で、アドラー心理学を解説した新書です。192ページで、読み切れます。古賀史健さんが感銘を受けたことが、『嫌われる勇気』の企画につながったと紹介されています。

合わないかもしれない人:物語のように読みたい人。原典を読みたい人。

アルフレッド・アドラー(アルテ、上下巻)

人生の意味の心理学

こんな夜に。解説書や対話形式の本で触れた考え方を、アドラー本人の言葉で確かめたいとき。

アドラー本人の著作の翻訳です。解説書で要約された言い回しが、原典ではどの文脈で語られているかが分かります。

合わないかもしれない人:入門書を読んでいない人。解説書より難しめです。すぐ使える手順を求める人。

どの本でも共通する読み方

まとめ