How to
人と比べて動けなくなるとき、比べる相手を変える
同期が先に昇進した。後輩のほうが、仕事が早い。SNSには、きれいに成果を並べた人が流れてくる。
比べると、自分の足りなさが目に入って、動けなくなる。比べないようにしよう、と思っても、目に入ります。
比べること自体は、やめられません。比べる相手を、変えることはできます。
劣等感は、悪いものではない
『嫌われる勇気』では、劣等感を、成長の動機として扱っていました。理想の自分に、いまの自分が届いていない。その感覚が、動く力になる、という見方です。
問題は、劣等感そのものではなく、他人と比べて、「どうせ自分は」と、止まってしまうことです。
比べる相手を、3段階で変える
1. 他人から、理想の自分へ
「あの人のように」を、「自分は、どうなっていたいか」に置き換えます。
- あの人の何が、うらやましいのか
- それを、自分は、どう使いたいのか
うらやましいのは、人ではなく、その人が持っている「何か」です。その「何か」を、自分の言葉で、書きます。
2. 理想の自分から、いまの距離へ
理想と、いまのあいだを、短い距離に刻みます。
- 理想:「提案を自分で通せる人」
- いま:「提案の下書きが、書けない」
- 距離:「下書きの1行目を、書く」
距離が見えると、「足りない」が、「次の1歩」に変わります。
3. 昨日の自分と、比べる
最後に、比べるのは、昨日の自分です。
- 昨日より、1行多く書けたか
- 昨日より、1分早く始められたか
- 昨日、できなかったことで、今日できたことは
昨日の自分より、1つでも前に進んでいれば、それで足ります。
比べてしまった日の、扱い方
- 「いま、比べている」と、言葉にする
- うらやましい「何か」を、1行書く
- それを、次の1歩にできるか、考える。できなければ、そのまま置く
やらないほうがいいこと
- SNSを、見続ける。比べる材料が、増えるだけです。見る時間を決める
- 「比べない」と、決める。決めても、比べます。比べてもいい、と許したほうが、軽くなります
- 他人の成果を、貶めて、安心する。すぐに、別の不安が来ます
まとめ
- 劣等感は、動く力になる。問題は、他人と比べて止まること
- 比べる相手を、他人から、理想の自分へ、そして昨日の自分へ変える
- 理想といまの距離を、次の1歩の大きさに刻む