How to
評価面談で、部下に結果を伝えるときの順番
評価面談で、結果を伝える。いちばん気が重いのは、期待より低い評価を伝えるときです。
気が重いので、話が長くなります。いい点を並べて、最後に結果を言う。聞く側は、途中で察していますし、「結局どうだったのか」だけを待っています。
順番を決めておくと、気が重いままでも、伝えられます。
伝える順番
- 本人の自己評価を、先に聞く
- 事実を、具体的に挙げる
- 結果を伝える
- 理由を伝える
- 次の期に期待することを伝える
- 質問を受ける
1. 本人の自己評価を、先に聞く
「今期を振り返って、どうだった?」と聞きます。
こちらの評価を伝える前に、本人の見方を知ります。ずれている場合、そのずれが、今日話すべきことです。ずれていなければ、話は短く済みます。
2. 事実から入る
「頑張っていた」ではなく、出来事で話します。
- 「4月のA案件で、納期前に自分から調整に入った」
- 「10月の事故対応で、報告が遅れた」
いい事実と悪い事実の両方を、同じ温度で言います。悪い点だけ、ぼかさないでください。
3. 結果は、理由の前に言う
理由から入ると、聞く側は結果を探しながら聞くことになります。先に言います。
「今期の評価は、B(期待どおり)です。理由を、3つ説明します」
期待より低い評価のときも、同じです。「今期は、期待に届いていませんでした」。そのうえで、具体的な事実に戻ります。
4. 次の期待で終わる
評価の話は、過去の話です。面談の最後は、未来で終えます。
- 「次の半年で、これをできるようにしてほしい」
- 「そのために、私にできることは何か」
期待は、具体的に、1つか2つ。多いと、何も残りません。
やらないほうがいいこと
- 「全体的に良かった」でぼかす。具体的な事実がないと、何も伝わりません
- 他の人と比べる。比較ではなく、本人の仕事の話をします
- 昇給や昇格を匂わせる。決まっていないこと、自分の権限にないことは、言いません
- 会社の規程にない説明をする。評価の仕組みは、規程のとおりに
まとめ
- 自己評価、事実、結果、理由、次の期待の順に伝える
- 結果は、理由の前に言う。低い評価を後回しにしない
- 事実は具体的に。いい点も悪い点も、同じ温度で
- 面談は、次の期待で終える