How to
新しい上司との最初の1か月で、すり合わせておくこと
上司が変わった。前の上司とは、阿吽の呼吸で動けていた。新しい上司とは、まだ、何を出せば喜ばれるのかが分からない。
最初の1か月は、評価とは別に、お互いの前提を揃える期間です。揃えないまま進むと、頑張ったのに評価されない、という行き違いが起きます。
最初の1か月で確認する5つ
一度に全部聞く必要はありません。最初の2週間のあいだに、少しずつ。
1. 期待していること
「この半年で、何ができていれば、よい状態でしょうか」。
前の上司の期待と、新しい上司の期待は、同じとは限りません。ここがずれると、全部がずれます。
2. 優先順位
「仕事が3つ重なったとき、1つ選ぶなら、どれを優先しますか」。
抽象的な方針ではなく、具体的な仮定の質問にすると、答えが出ます。
3. 報告の頻度と手段
「報告は、チャットとメール、口頭のどれが良いですか。頻度は、週1回で足りますか」。
前の上司と同じ頻度で報告しても、新しい上司には多すぎる(または少なすぎる)ことがあります。
4. 任されている範囲
「この範囲は、私の判断で進めてよいでしょうか。事前に相談すべきことは、何ですか」。
前の上司が任せていたことを、新しい上司が確認したがる場合があります。先に線を引いておけば、トラブルになりません。
5. 前任との違い
「前の上司とは、進め方が違う点はありますか。気をつけることがあれば、教えてください」。
比べるためではなく、違いを先に知るために聞きます。
最初の2週間は、変えない
気になることがあっても、2週間は、聞いて、見ることに専念します。
- 前の上司のやり方を、持ち込まない
- 前の上司と比較する発言をしない
- 仕事の進め方を、自分から変えない
変えたいことが出てきたら、メモに書いておきます。1か月後に、まとめて相談します。
1か月後に、確認する
「最初の1か月を終えて、いまのやり方で合っているでしょうか」と聞きます。
合っていればそのまま。ずれていれば、早いうちに直せます。評価面談で初めて知るより、はるかに小さな修正で済みます。
やらないほうがいいこと
- 察してもらうのを待つ。新しい相手には、阿吽は成立しません
- 最初に成果を急ぐ。前提が揃っていない成果は、評価されないことがあります
- 同僚から、新しい上司の評判を集める。他人の評価は、本人と話した感触とは別物です
まとめ
- 最初の1か月は、前提を揃える期間
- 確認するのは、期待、優先順位、報告の頻度、任された範囲、前任との違い
- 最初の2週間は、変えずに聞く
- 1か月後に「このやり方で合っていますか」と確認する