How to
気が重いとき、影響の輪の中にある1つだけやる
将来の不安。上司の態度。会社の業績。どれも気になる。気が重くて、目の前のことが手につかない。
気になることの、ほとんどは、自分では動かせないものです。動かせないものに気を取られているあいだは、動かせるものにも、手が届きません。
2つの輪
『7つの習慣』(第1の習慣「主体的である」)には、2つの輪の考え方があります。
- 関心の輪:気になっていること、すべて
- 影響の輪:そのうち、自分が実際に動かせること
関心の輪は大きく、影響の輪は小さい。ここで、影響の輪の中に、意識を置くことが、主体的に動く、ということだとされています。
3つのステップ
1. 気になっていることを、全部書く
紙の左側に、書き出します。5分で、思いつくだけ。
- 来年の評価が、どうなるか
- 部長が、何を考えているか
- 今日の資料の、表の体裁
- 後輩に、どう声をかけるか
2. 自分で、動かせるものに、丸を付ける
「動かせる」の基準は、「自分の行動で、変えられるか」です。
来年の評価は、動かせない。部長の考えも、動かせない。表の体裁は、動かせる。後輩への声かけは、動かせる。
3. 丸の中から、1つだけ選んで、やる
いちばん小さくて、5分でできるものを、選びます。
表の体裁を整える。後輩に、一言かける。それだけで、足ります。
丸が付かなかったものは
放っておく、ではありません。動かせないものとして、持ち方を変えます。
- 「いまは、動かせない」と、言葉にする
- 気になる頻度を、決める。週に1回だけ、考える
- それが変わったときに、対応できる準備だけしておく
気にすることを、止める必要はありません。毎日、頭のなかで回す必要がないだけです。
やらないほうがいいこと
- 関心の輪を、無理に小さくしようとする。気になるものは、気になります
- 影響の輪を、狭く見積もりすぎる。やってみると、意外と動かせる範囲は、あります
- 1日で、全部やる。1つで足ります
まとめ
- 気になることの多くは、自分では動かせない
- 影響の輪(動かせる)と、関心の輪(気になる)を、書き分ける
- 動かせるもののうち、5分でできる1つを選んで、やる
- 動かせないものは、考える頻度を決めて、持ち方を変える