How to
上司の機嫌が悪い日でも、悪い報告を後回しにしない3つの手順
今日は上司の機嫌が悪い。報告したいことはある。でも、悪い話だ。明日にしよう。
この「明日にしよう」で、悪い報告は別のものに変わります。内容の問題が、「なぜ隠していたのか」の問題になるからです。
機嫌は変えられません。変えられるのは、報告の形と、声のかけ方です。
1. 型を先に決める
機嫌が悪い相手に、話しながら考えると、うまく言えません。順番を決めておきます。
- 結論:何が起きたか(1文)
- 影響:誰に、いつ、どれくらい
- 対応案:いま考えている手が1つか2つ
- 相談:上司に決めてほしいこと
「◯◯の納期が3日遅れる見込みです。影響は先方の検収が来週にずれること。対応は、1つは人を足す、もう1つは範囲を絞る案があります。どちらにするか、今日中に決めたいです」
原因の説明は、最後です。原因から入ると、言い訳に聞こえます。
2. 先に「悪い話」だと言い、時間を区切る
不機嫌な相手は、話の先が見えないことにも苛立ちます。最初に、何の話かを伝えます。
- 「悪い報告があります。3分いただけますか」
- 「確認したいことがあって、判断が要ります。5分だけ」
席を外していて、話しかけにくいときは、チャットやメールで先に一報を入れます。「詳細は口頭で。◯時にお時間ください」と添えます。知らせたという事実が、先に残ることが大事です。
3. 感情には付き合わず、事実だけ返す
強い言葉が返ってくることがあります。「なんでもっと早く言わなかったんだ」。
ここで言い訳を重ねると、悪化します。次の2つで足ります。
- 謝るのは1回。「ご心配をおかけしました」でいい
- 事実を返す。「今日の午前に分かったので、今日お伝えしています」
そのあと、対応案に戻ります。感情の応酬に入らず、決めるべきことの話に戻す。それが一番早く終わります。
やらないほうがいいこと
- 良い話と混ぜる。悪い話を薄めようとして、いい話から入ると、どちらも伝わりません
- 原因探しから入る。誰のせいかを先に言うと、対応の話が遅れます
- 数日分をまとめて報告する。まとまった悪い話は、受け取る側の負担が大きくなります
まとめ
- 報告を延ばすと、内容の問題が「隠していた」の問題に変わる
- 型は、結論・影響・対応案・相談の順
- 先に「悪い話です」と言い、時間を区切る。話しかけにくければ、先に文字で一報
- 感情には付き合わず、謝るのは1回、事実を返して対応案に戻る
- 分かった当日に伝える