How to
現場で気づいたことを、部署の仕組みに戻す。月に1回、3行で残す
お客様の会社で、聞いた一言。現場で見た、手間のかかる作業。「これは、商品に活かせるのでは」と思う。
けれど、帰ったら、日々の仕事に紛れて、そのまま消える。
営業が顧客現場で得た気づきを、企画や開発へ戻す、という考え方が、高収益で知られる企業の公開情報でも説明されています。大きな仕組みを真似なくても、小さな形にはできます。
3行で残す
気づきを、1件につき3行で書きます。
- 何を見たか(事実):「A社の現場で、検査表を手書きで転記していた」
- 何に困っていたか:「転記ミスが月3件。確認に、毎日30分かかる」
- 何に使えそうか:「入力を自動化する機能を、提案できるかもしれない」
感想や、断定は、書きません。事実と、使えそうな方向だけです。
残す場所と、タイミング
- 場所:共有できる、1つのファイルやチャット。散らさない
- タイミング:訪問や、現場の帰りの電車で、その日のうちに
- 量:1回の訪問で、1件で足ります
月に1回、共有する
月に1回、30分だけ、集まった気づきを見ます。
- 似た内容が、複数ないか
- 商品・提案・教材に、使えるものはないか
- 誰が、いつまでに、次の一歩を取るか
次の一歩は、1つで足ります。
やってしまいがちなこと
- きれいにまとめようとする。3行を超えると、続きません
- 共有の場を、評価の場にする。書いた人が、書かなくなります
- 使わずに、溜める。月に1回、必ず見て、1つは動かします
まとめ
- 気づきは、事実・困りごと・使えそうな方向の3行で残す
- 場所は1つ。訪問のその日のうちに書く
- 月に1回、30分見て、次の一歩を1つ決める