How to
1on1で話すことがないとき、最初の5分で使える質問
1on1が設定されている。けれど、話すことがない。「特にありません」「順調です」で5分で終わる。
話すことがないのは、仲が悪いからでも、問題がないからでもありません。何を話していい場なのかが、決まっていないからです。
最初の5分で使う質問
近況から入ると、短い答えで終わります。具体的な問いに変えます。
- 「この2週間で、いちばん時間を取られたことは何ですか」…本人の頭にある仕事が出てきます
- 「いまの仕事で、やめてもいいと思っていることはありますか」…不満ではなく、無駄の話として答えやすい
- 「私に確認しておきたいことはありますか」…質問を溜めていることが多い
- 「先月と比べて、やりやすくなったことはありますか」…変化の話は、否定されない安心がある
1回に使うのは1つか2つです。全部聞くと、面談になります。
型は3つだけ
- 近況(5分):上の質問から1つ
- 引っかかり(10分):出てきた答えのうち、1つだけ深く聞く
- 次の2週間(5分):次回までに、本人がやることを1つ決める
聞いたあとにやること
- 答えを出さない。聞いたその場で解決策を言うと、次から話さなくなります。「分かった。考えてみる」で止める
- 沈黙を5秒待つ。答えが出ないのは、考えているからです。待たずに次の質問へ行くと、いつも浅い答えで終わります
- 1つだけ次回に持ち越す。前回聞いたことを覚えていると伝わると、場の意味が変わります
部下の側から使うなら
上司の質問を待たず、自分から持ち込めます。
- 困っていること、1つ
- 確認したいこと、1つ
- この2週間でやったこと、1つ
3つ書いておくだけで、場が進みます。
やらないほうがいいこと
- 進捗確認の場にする。それは別の会議でやります。ここでやると、本音が出なくなります
- 評価の話をする。評価の面談とは分けておくほうが、話しやすくなります
- 毎回同じ質問をする。質問が型になると、答えも型になります
まとめ
- 話すことがないのは、何を話す場か決まっていないから
- 質問は具体的に。2週間で時間を取られたこと、やめてもいいこと、確認したいこと
- 聞いたら解決せず、沈黙を5秒待ち、次回に1つ持ち越す
- 進捗確認と評価の話は、ここでしない