How to
年下の上司の下で働くとき、最初に確認すること
上司が、年下になった。年齢が逆転する異動は、もう珍しくありません。それでも、本人にとっては、何か落ち着かないものです。
気まずさの多くは、年齢そのものではなく、お互いに、何を期待しているのかが分からないことから来ています。最初に、そこを揃えます。
1. 期待されている役割を、聞く
年下の上司も、年上の部下に、何を頼んでいいのか、迷っています。
- 「私に、特に期待していることを、教えてください」
- 「この半年で、何ができていれば、よい状態ですか」
こちらから、聞きます。上司のほうは、聞かれて、初めて言葉にできることもあります。
2. 経験を使う場所を、先に伝える
経験を、押しつけるのではなく、「ここで使えます」と、示します。
- 「◯◯の取引先は、以前担当していました。お役に立てると思います」
- 「過去に、似た案件で、△△が問題になったことがあります」
使ってもらえる場所があると、上司も、頼みやすくなります。
3. 報告の頻度を、揃える
年上の部下には、報告を求めにくい、と感じる上司もいます。
- 「週に1回、金曜に、15分でいかがでしょうか」
- 「重要な判断は、事前に相談します」
こちらから、仕組みを提案すると、お互いに、楽になります。
4. 意見は、「提案」の形で出す
意見が合わないとき、否定の形で出すと、角が立ちます。
- ×「それは、違うと思います」
- ○「別の案として、◯◯もあります。比べてみませんか」
最終的な判断は、上司がします。そこは、年齢に関係なく、役職の話です。
5. 昔のやり方を、基準にしない
「以前は、こうだった」と言うと、懐かしさと、押しつけの境目が、曖昧になります。
使うなら、事実として、一度だけ。「以前は、こうでした。いまは、どうでしょうか」。判断は、上司に任せます。
やらないほうがいいこと
- 年齢を、話題にする。お互いに、気を遣います
- 周りに、不満を話す。上司の耳に入るのは、早いです
- 試すような質問をする。知識を確かめる質問は、信頼を下げます
まとめ
- 気まずさの原因は、年齢より、期待の不一致
- 期待を聞く。経験を使う場所を示す。報告の形を提案する
- 意見は、否定ではなく、別の案として出す
- 判断は上司に任せる。役職の話で、年齢の話ではない