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「金持ち父さん」シリーズの読む順番と、どこまで読めば足りるか
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「金持ち父さん」シリーズは、日本語版だけでも何冊もあります。全部読む必要はありません。
出版社(筑摩書房)が、第1作から第3作までを「第一弾」「第二弾」「第三弾」と位置づけています。まずここを軸にして、続きは必要になってから足せば足ります。
読む順番
| 順 | 本 | 扱うこと |
|---|---|---|
| 第1作 | 改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん | 資産と負債を、お金が入るか出るかで分ける。定義の本 |
| 第2作 | 改訂版 キャッシュフロー・クワドラント | 従業員・自営業者・ビジネスオーナー・投資家。4つの立場の違い |
| 第3作 | 改訂版 投資ガイド(入門編・上級編) | 投資家の側。入門編が上巻、上級編が下巻 |
| 別系統 | 改訂版 子供はみんな天才 | 子どものお金の教育。第1〜3作の番号とは別 |
どこまで読めば足りるか
- 1冊だけで足りる人。手元に残らない感覚があり、お金の見方の土台がほしい人。第1作だけで足ります
- 2冊目まで読む人。資産と負債の考え方は分かったが、自分の働き方にどう結びつけるかで迷っている人。第2作です
- 3冊目に進む人。投資の側を、心構えから知りたい人。入門編までで足ります。上級編は、入門編を読んでから決めてください
- 子供はみんな天才。子どもがいて、お金の教育を考えている人だけ
1冊ずつ
改訂版 金持ち父さん貧乏父さん
こんな夜に。働いているのに手元にお金が残らない感覚があるとき。お金の本を1冊も読んだことがないとき。
資産と負債を「お金を生むか、出ていくか」で分ける考え方が中心です。持ち家は資産か、という問いの立て方が、読んだあとの家計の見方を変えます。
合わないかもしれない人:再現できる手順を求める人。関連するセミナーや教材が高額で販売されてきた経緯があり、批判もあります。読んだ勢いで何かを契約しないでください。
改訂版 金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント
こんな夜に。資産と負債の考え方は分かったが、自分の働き方にどう結びつけるかで迷っているとき。
従業員、自営業者、ビジネスオーナー、投資家という4つの生き方を分け、価値観の違いを扱います。自分がいまどの立場にいるかを、1か所に決めるための本です。
合わないかもしれない人:再現できる手順を求める人。制度は、著者の国と時代が前提です。
改訂版 金持ち父さんの投資ガイド 入門編
こんな夜に。投資の側を、手法ではなく心構えと基礎知識から知りたいとき。
副題は「投資力をつける16のレッスン」。シリーズ第三弾の上巻で、投資家になるために必要な心構えと基礎知識を扱います。下巻にあたる上級編もあります。
合わないかもしれない人:「いま何を買うか」を決めたい人。日本の制度の判断には使えません。
改訂版 金持ち父さんの子供はみんな天才
こんな夜に。子どもがいて、お金の教育をどう始めるか考えているとき。
副題は「親だからできるお金の教育」。学校は子どもを実社会に備えさせているのか、という問いから始まる、子育ての側の本です。
合わないかもしれない人:子育ての具体的な手順書を求める人。
シリーズ全体で、気をつけること
- 制度は著者の国と時代が前提です。税制や不動産の話を、そのまま日本で真似ないでください。判断は、公的機関の一次情報で行います
- 読んだ勢いで契約しない。本を読んで気持ちが動いた直後が、いちばん判断を誤ります。セミナーや教材は、1週間は置いてください
- 全部読むことを目標にしない。続編を読んでも、第1作で持ち帰った定義より増えないことはあります。必要を感じてから足せば足ります
まとめ
- 軸は第1作から第3作。出版社も第一弾・第二弾・第三弾と位置づけている
- 迷ったら、第1作だけで足りる
- 『子供はみんな天才』は別系統。子どもがいる人向け
- 制度は日本の一次情報で確認し、契約は読んだ直後にしない