How to
MECEを意識しすぎて動けないとき、「漏れ」と「重なり」の許し方
ロジカルシンキングを勉強すると、「MECE(漏れなく、重なりなく)」という言葉に出会います。
意識しすぎると、整理が終わらなくなります。「この分け方で、本当に漏れがないか」と考え続けて、手が止まります。
MECEは、確認のための道具
MECEは、分け方を点検するための考え方です。完璧にすることが、目的ではありません。
許してよいもの
- 小さな漏れ:全体の数%に満たない「その他」は、まとめて1つにする
- 少しの重なり:境目がはっきりしないものは、どちらかに寄せて、メモしておく
- 途中の分け方:最初の分け方が悪いと分かったら、やり直せばよい
許してはいけないもの
- 大きな漏れ:全体の2割以上を占めるものが、分け方に入っていない
- 重なって、二重に数える:数字を足すとき、同じものを2回数えると、結論が変わる
実務での点検
- 分けたものを、全部足して、全体に合うか見る
- 「その他」が、大きすぎないか見る
- 1つの項目が、複数の分類に入っていないか見る
この3つだけで、実務では足ります。
止まったときの切り替え
- 「この分け方で、まず1週間、動く」と決める
- 動いた結果で、分け方を直す
動かないまま磨くより、動いて直すほうが、早くたどり着きます。
まとめ
- MECEは、分け方を点検する道具。完璧は目的ではない
- 小さな漏れと、境目の重なりは、許してよい
- 全部足す・「その他」の大きさ・二重の数え方の、3点だけ確認する