How to
プロジェクトの振り返りをしないと、何が起きるか。最小の10分版
プロジェクトが終わる。次の仕事が、すぐ始まる。「振り返りは、落ち着いてから」と思う。落ち着く日は、来ません。
振り返りをしないと、起きること
- 同じ失敗が、繰り返される。遅れた理由が、共有されないまま、次の遅れになる
- うまくいった方法が、消える。個人の頭の中にあるだけで、チームの財産にならない
- 人が変わると、ゼロから始まる。異動や退職で、ノウハウが消える
- 評価が、あいまいになる。何が成果で、何が課題だったのかが、記録に残らない
- やり直しのコストが、見えない。数字で確認されないまま、「そういうもの」になる
時間がないときの、10分版
30分が取れないときは、10分、3つの問いで足ります。
- 続けたいこと:うまくいったこと、1つ
- 変えたいこと:止まったこと、1つ。理由は、一言
- 次の人に、渡すこと:テンプレートや、連絡先など、1つ
付箋に書いて、写真を撮って、共有フォルダに置くだけで構いません。
10分を、確保するコツ
- 最終会議の、最後の10分に入れる。別の予定にすると、飛びます
- 終了報告書に、3行の欄を足す。書かないと、報告書が終わらない形にする
- 打ち上げの前に、やる。打ち上げのあとは、記憶が曖昧になります
振り返りを、続ける鍵
- 記録を、次の開始時に読む。次のプロジェクトの最初の会議で、前回のメモを3分読む
- 変えると決めたことを、確認する。「前回、変えると決めたことは、どうなったか」と聞く
やってしまいがちなこと
- 「完璧な振り返り」を目指す。10分版で、続けるほうが価値があります
- メモを、個人のフォルダに置く。共有できる場所に置く
- 失敗した人を、名指しする。事実と仕組みの話にする
まとめ
- 振り返りをしないと、同じ失敗、ノウハウの消失、評価のあいまいさが起きる
- 時間がなければ、続けたいこと・変えたいこと・次に渡すことの3つで10分
- 最終会議の最後に入れ、次の開始時にメモを読む