How to
1on1でつい自分ばかり話してしまうとき、話す量を3割にする3つの工夫
1on1が終わって、手帳を見る。部下のメモがほとんどない。自分の助言ばかり書いてある。そういう日があります。
本人は、親切のつもりです。けれど部下の側から見ると、話す時間が、聞かれる時間ではなく、聞かされる時間になっていることがあります。
なぜ、自分ばかり話してしまうのか
- 沈黙が気まずい。相手が黙ると、埋めたくなります
- 助言が、役に立つことだと思っている。経験があるほど、言えることは多い
- 時間を使い切らないと、意味がなかったように感じる。
どれも、責める話ではありません。仕組みで抑えます。
話す量を3割にする、3つの工夫
- 助言の前に、「ほかには?」を1回だけ言う。相手の話の続きが出てくることがあります。助言は、それを聞いたあとで足ります
- 自分の話は、質問で終わらせる。経験談の最後に、「あなたの場合は、どうですか」を付けます。話の持ち主を、相手に戻します
- 最後の5分は、相手に言ってもらう。「今日の持ち帰りを、1つ聞かせてください」。自分がまとめてしまうと、また自分が話す時間になります
自分の話した量に、気づくために
時間を測る必要はありません。1回の発言が30秒を超えたら、質問で終えると決めておきます。長く話しているときは、たいてい結論が見えなくなっています。
やらないほうがいいこと
- 沈黙を、経験談で埋める。5秒待つだけで足ります
- 助言を全部やめる。求められたときは、短く出します。やめるのは、求められていない助言です
- 終わったあとに、自分を責める。次回、質問を2つ書いてから入るほうが早いです
まとめ
- 話す量を3割にするのは、気合いではなく仕組みで
- 助言の前に「ほかには?」。自分の話は質問で終える
- 最後の5分は、相手に持ち帰りを言ってもらう
- 1回の発言が30秒を超えたら、質問で止める