How to
会社の将来が不安なとき、会社の外に持っておく3つのこと
業績の数字が、少しずつ下がっている。人が減って、仕事が残る。この会社で、あと何年やれるのだろう。夜に考え始めると、止まらなくなります。
先に言っておくと、会社の将来を、自分で決めることはできません。決められるのは、自分の持ち物のほうです。不安を消すのではなく、持ち物を増やします。
まず、不安の種類を分ける
- 業績:会社が、この先も続くのか
- 雇用:自分の仕事や席が、残るのか
- 処遇:給料や役職が、どうなるのか
- 方針:会社の向かう先に、納得できるのか
どれが一番大きいかを、1つだけ選びます。全部を一度に考えると、不安が大きくなるだけです。
会社の外に持っておく3つ
- 実績の言語化。いまの仕事で、何をやってきたかを、社外の人にも通じる言葉で書いておきます。肩書きではなく、何を、どれくらい、どう変えたか。職務経歴書の形にしておくと、更新もしやすくなります
- 社外のつながり、1つ。同じ業界の人、以前の同僚、勉強会。数は要りません。会社の外の情報が入る窓が、1つあれば足ります
- 生活の見通し。毎月の固定費がいくらか、手元にどれだけあるかを把握します。目安として「数か月分の生活費」とよく言われますが、家庭の事情で変わります。数字が見えるだけで、不安が小さくなることがあります
これは、辞める準備ではない
3つとも、会社を辞めるための行動ではありません。選べる状態にしておくためのものです。残る人にとっても、残る理由が自分で選んだものになります。
やらないほうがいいこと
- 毎晩、ニュースや口コミを調べ続ける。情報が増えても、判断の材料にはなりません
- 全部を一度に始める。今週は実績の書き出しだけ、で構いません
- 不安を、一人で抱え続ける。家族や信頼できる人に、事実だけでも話します
まとめ
- 会社の将来は決められない。決められるのは、自分の持ち物
- 不安は、業績・雇用・処遇・方針に分けて、1つ選ぶ
- 実績の言語化・社外のつながり・生活の見通しを、少しずつ
- 辞める準備ではなく、選べる状態を作る