How to
中間管理職がつらいとき、板挟みを「伝える・持ち帰る・引き受ける」に分ける
上からは、数字と期限。下からは、人手と不満。間に立つと、両方の言い分が聞こえます。全部を受けていると、自分がいちばん先に疲れます。
板挟みがつらいのは、入ってくるものを、すべて「自分が処理するもの」として扱っていることが原因の1つです。3つに分けます。
3つに分ける
- 伝える:そのまま、または理由を足して、渡す
- 持ち帰る:条件を足して、上に返す
- 引き受ける:自分の範囲で、吸収する
どれにするかの判断
1つの依頼を受けたら、3つの点で見ます。
- 理由は、説明できるか。説明できるなら「伝える」。理由を足して渡します
- 量と期限は、守れるか。無理なら「持ち帰る」。代案を付けます
- 自分の範囲に収まるか。収まるなら「引き受ける」。ただし、1度に抱えられる量には限りがあります
持ち帰るときの言い方
断るのではなく、やる前提で、条件を言います。
「できます。ただ、期限か、人手のどちらかを調整させてください」
どちらも動かせない場合は、何を後ろにずらすかを、上司に選んでもらいます。「A案件を止めれば、こちらを今週中にできます」。
部下の不満を受けるときも、同じ
- 伝える:上に、事実として届ける
- 持ち帰る:自分の判断では変えられないので、確認する
- 引き受ける:聞くだけで足りる場面。聞いた、と返す
最初に「どれにするか」を決めてから聞くと、全部を解決しなくて済みます。
全部引き受けると、起きること
上は、現場の実際を知らないまま。下は、上の事情を知らないまま。間の人だけが、どちらも知っていて、疲れていきます。持ち帰ることは、上と下に、実際を見せる行為でもあります。
まとめ
- 板挟みは、伝える・持ち帰る・引き受けるの3つに分ける
- 理由・量と期限・自分の範囲、の3点で判断する
- 持ち帰るときは、やる前提で、条件を言う
- 全部を引き受けない。実際を、上にも下にも見せる