How to
「老害」と言われる人の特徴を、年齢ではなく行動で5つに分ける
「老害」という言葉は、人を年齢で切り捨てる言い方で、使うほどに、職場の空気を悪くします。ここでは、年齢ではなく、行動の側から整理します。同じ行動は、若い人にも起きるからです。
周りが困っているのは、その人の年齢ではなく、特定の行動が続いていることです。
周りが困りやすい5つの行動
1. 昔の成功談を、判断の根拠にする
「昔は、こうやってうまくいった」が、いまの状況の確認より先に出てきます。
2. 頼まれていない助言を、繰り返す
相手が求めていないタイミングで、経験談や、やり方の指導が入ります。
3. 新しいやり方を、試す前に否定する
「それは、うまくいかない」が、理由なく先に出ます。試した結果ではなく、予想で止めます。
4. 権限を、手放さない
任せたはずの仕事に、細かく口を出します。判断が、いつも自分に戻ってきます。
5. 自分の基準を、評価の基準にする
「自分の頃は、そうだった」が、部下の評価の物差しになります。
見分けるときの注意
- 1つだけでは、決めつけない。誰にでも、1つや2つは、あります
- 頻度と、相手の反応を見る。周りが黙る、避ける、が続いていれば、困っているサインです
- 年齢で、判断しない。30代でも、同じ行動をする人はいます
背景にあるもの
行動の背景には、不安があることが多いです。
- 自分の経験が、通用しなくなる不安
- 居場所や、役割が小さくなる不安
- 評価されなくなることへの不安
行動を変えるには、不安に触れずに、役割を渡すことが効きます(「先輩の経験を、この件の確認に使いたい」など)。
まとめ
- 「老害」は、年齢ではなく、行動の問題として見る
- 周りが困る行動は、成功談の根拠化・頼まれない助言・先に否定・権限を手放さない・自分の基準で評価、の5つ
- 背景には、不安がある。役割を渡すと、動きが変わることがある