How to
「老害」と言われがちな先輩・上司と、角を立てずに働く4ステップ
先輩や上司の昔話が長い。頼んでいない助言が入る。新しい提案は、「それは、うまくいかない」で終わる。
相手を変えるのは、難しい。自分の関わり方の側で、4つのステップを使います。
4つのステップ
- 認める:相手の経験に、一度、敬意を示す
- 確かめる:経験が、いまの件で、どう使えるかを聞く
- 提案する:自分の案を、相手の経験につなげて出す
- 線を引く:聞くことと、従うことを、分ける
1. 認める
相手の話の最初に、受け止めの一言を入れます。
- 「そういう経緯があったんですね」
- 「その時の判断は、大変だったと思います」
同意ではなく、受け止めたという合図です。ここを飛ばすと、話が長くなります。
2. 確かめる
昔の成功談が出たら、「いまの件には、どこが使えそうですか」と聞きます。
- 「その時のポイントを、今回に当てはめると、どこでしょうか」
相手が、自分で整理すると、昔話が、判断材料に変わります。
3. 提案する
否定される前に、相手の経験と、自分の案をつなげて出します。
- 「前に、△△の件で、小さく試してうまくいったと聞きました。今回も、まず1週間だけ、試してもよいでしょうか」
「全面的に変える」ではなく、小さく試す形にすると、否定されにくくなります。
4. 線を引く
頼まれていない助言や、細かい口出しは、すべて受け取らなくて構いません。
- 聞く:「参考にします」と、一言返す
- 従う:自分の担当の判断は、自分で決める
- 上に相談:業務に支障が出るときは、上司や人事に相談する
聞くことと、従うことは、別です。「参考にします」は、同意ではなく、聞いた、という返事です。
やってしまいがちなこと
- 陰で、「老害」と呼ぶ。人の耳に入るのは、早いです。関係が、決定的に壊れます
- 正面から、論破する。相手が、さらに固くなります
- 何も言わず、我慢を続ける。ある日、限界が来ます
まとめ
- 相手を変えようとせず、関わり方の線を引き直す
- 認める・確かめる・提案する・線を引くの4ステップ
- 聞くことと、従うことを分ける。支障が出るときは、上に相談する