How to
指示のあと、「分かった?」の代わりに聞く2つのこと
指示を出して、「分かった?」と聞く。「はい、分かりました」と返ってくる。それなのに、期限に違うものが上がってくる。
「分かりました」は、聞こえました、という意味で使われることがあります。理解できたかどうかは、別の聞き方で確かめます。
「分かった?」が、確認にならない理由
- 部下は、「分からない」と言いにくい
- 分かったつもりで、実は、一部が抜けている
- 聞かれた時点では、問題点がまだ見えていない
代わりに聞く2つ
1. 「どう進めますか」
進め方を、部下の言葉で話してもらいます。
- 「この件、最初に何をしますか」
- 「どこから、手を付けますか」
最初の一手が合っていれば、方向は合っています。ずれていれば、その場で直せます。
2. 「迷いそうなところは、どこですか」
分からない点を、一緒に探します。
- 「途中で、判断に迷いそうなところは、ありますか」
- 「ここは、私に確認してほしい、という点はありますか」
迷いそうな点を、先に出してもらえると、質問のハードルが下がります。
復唱させない
「いま言ったことを、もう一度言ってみて」は、テストのように聞こえて、緊張させます。
- ×「じゃあ、いま言ったことを、繰り返してみて」
- ○「どう進めるか、聞かせてください」
確認したあとの一言
- 「途中で、少しでも迷ったら、すぐ聞いてほしい」
- 「木曜の朝に、一度見せてほしい」
確認の日を決めておくと、ずれが、小さいうちに分かります。
やってしまいがちなこと
- 忙しいときに、確認を飛ばす。飛ばした分、やり直しが増えます
- 質問に、すぐ答えを渡す。まず、部下の考えを聞きます
- 「分からなければ、聞いて」とだけ言う。聞けない人には、効きません
まとめ
- 「分かった?」は、確認にならない
- 「どう進めますか」「迷いそうなところは、どこですか」の2つを聞く
- 復唱はさせず、確認の日を決める