How to
指示したのに違うものが上がってくる理由5つ。部下ではなく、指示の側を見直す
指示を出した。期限に上がってきたものが、思っていたものと違う。やり直しを頼むと、部下の表情が曇る。
こういうとき、「なぜ、分からないのか」と考える前に、指示の側に、どんな失敗が起きていたかを5つに分けて点検します。
5つの失敗パターン
1. 目的を言っていない
作業だけを渡すと、部下は、目的を想像して作ります。想像が外れると、全部やり直しです。
- 直し方:「何のために、誰が見るのか」を、最初の1文に入れる
2. 完了の基準がない
「できた」の基準が、部下と自分でずれています。
- 直し方:「A4で2枚」「数字は3つ」など、数えられる形にする
3. 途中で見ていない
最初と最後だけ見ると、ずれが大きくなってから見つかります。
- 直し方:途中に、5分の確認日を1回入れる
4. 優先順位を言っていない
他の仕事と重なったとき、部下はどちらを先にするか、決められません。
- 直し方:「これは、今週の最優先」「これは、手が空いたら」と言う
5. 質問しにくい空気
部下が分からなくても、聞けずに進めています。
- 直し方:「途中で聞いてほしい」と、先に一言伝える
点検の順番
期待と違うものが戻ってきたら、叱る前に、次の順に自分に聞きます。
- 目的を、伝えたか
- 完了の基準を、数えられる形で伝えたか
- 途中で、見る日を決めたか
- 優先順位を、伝えたか
- 質問しやすい空気を、作ったか
1つでも「いいえ」があれば、そこが原因の1つです。
部下に、伝え方
やり直しを頼むときは、責めずに、指示の側の抜けを認めます。
- 「基準を先に伝えていなかった。ここを直してほしい」
認めることで、部下は、次から、質問しやすくなります。
まとめ
- 期待と違うものが戻ってきたら、まず指示の側を点検する
- 目的・完了の基準・途中の確認・優先順位・質問しやすい空気の5つ
- やり直しは、指示の抜けを認めて頼む