How to
ヒューリスティクスとは。判断の近道が、職場でつまずく3つの場面
ヒューリスティクスは、答えを早く出すための経験則・近道です。カーネマンとトヴェルスキーが研究しました。
基本の仕組み
- 難しい問い:「この人は、仕事ができるか」
- 置き換えた問い:「この人は、印象がいいか」
- 置き換えたことに、気づかない
代表的な3つ
1. 代表性
- 「典型に似ているか」で判断する
- 例:「営業らしい話し方だから、成績もよいはず」
- 外れる理由:割合(元の数)を無視する
2. 利用可能性
- 「思い出しやすいか」で多さを判断する
- 例:「最近、大きな失敗を見たから、この種の案件は危ない」
- 外れる理由:目立つ話が、多い話とは限らない
3. アンカリング
- 最初に見た数字に、判断が引っ張られる
- 例:最初の見積もりが100万円だと、80万円が安く見える
外れを減らす確認の質問
- 「印象ではなく、数字や記録では、どうですか」
- 「全体のうち、何割くらいですか」
- 「最初の数字を知らなかったら、どう考えますか」
使いどころ
- 近道は、急ぐ場面では役に立つ
- 採用、評価、見積もりなど、後に残る判断だけ確認する
まとめ
- ヒューリスティクスは判断の近道で、便利だが外れる
- 代表性・利用可能性・アンカリングの3つを知る
- 重い判断では、数字と全体の割合で確かめる