How to
利用可能性バイアス。直近の出来事で、評価を決めない方法
利用可能性バイアスとは、「思い出しやすいこと」を、「よく起きること」と思い込むクセです。
職場で起きること
- 評価面談の前に、直近1か月の出来事ばかり思い出す
- 派手なトラブルを見て、「この部署は問題が多い」と感じる
- ニュースで見た話を、自社でも起きると考えすぎる
起きやすい条件
- 目立つ出来事(大成功、大失敗)
- 最近の出来事
- 感情が動いた出来事
- 地味な日々の成果は、記憶に残りにくい
3つの対策
1. 毎週、記録を残す
- 部下ごとに、週に1行でよい
- 良かったこと、困りごと、両方書く
- 面談前は、記憶ではなく記録を読む
2. 期間全体で見る
- 評価対象の期間を、四半期ごとに分けて振り返る
- 「どの時期が、一番印象に残っているか」を自覚する
3. 反例を探す
- 「失敗が多い」と思ったら、うまくいった例を3つ探す
- 「活躍した」と思ったら、課題を一つ探す
数字で確かめる
- 件数、期日の達成率、回数で見る
- 「いつも遅れる」を「10回中3回」に直す
まとめ
- 思い出しやすさは、多さの証拠ではない
- 週1行の記録で、記憶のかたよりを補う
- 反例を探して、印象を数字で確かめる