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認知バイアスとは。職場で起きやすい12のクセを一覧にする
「なぜあの人は、あんな判断をしたのか」「なぜ自分は、あのとき気づけなかったのか」。その多くは、認知バイアスで説明できます。
認知バイアスとは
- 人の脳が、早く判断するために使う近道から生まれる、判断の偏り
- 頭が悪いから起きるのではなく、誰にでも起きる
- なくすことは難しく、気づいて補うものです
職場で起きやすい12のクセ
| 名前 | 起きること | 止める一言 |
|---|---|---|
| アンカリング | 最初の数字に引っ張られる | 「最初の数字を外すと、いくらですか」 |
| 確証バイアス | 自分に都合のよい情報だけ集める | 「反対の材料は何ですか」 |
| ハロー効果 | 一つの長所で全体を高く見る | 「項目ごとに分けて見ましょう」 |
| 利用可能性 | 思い出しやすい例を多いと思う | 「数字では、どれくらいですか」 |
| サンクコスト | 使った分を惜しんでやめられない | 「今から始めても、やりますか」 |
| 計画錯誤 | 予定を短く見積もる | 「過去の実績は、どうでしたか」 |
| 後知恵 | 結果を見て「分かっていた」と思う | 「当時は、何が見えていましたか」 |
| 自信過剰 | 自分の予測を信じすぎる | 「外れる確率は、どれくらいですか」 |
| 現状維持 | 変えない案を選びがち | 「何もしないリスクは何ですか」 |
| フレーミング | 言い方で選択が変わる | 「逆の言い方にすると、どうですか」 |
| 同調 | 周りに合わせて意見を引っ込める | 「先に紙に書きましょう」 |
| 基本的帰属の誤り | 相手の失敗を性格のせいにする | 「状況の要因は、ありませんか」 |
使い方
- まず、名前だけ覚える
- 判断の場面で、「これ、どのクセかな」と一度だけ考える
- 止める一言を、一つだけ使ってみる
注意点
- 相手に「それはバイアスです」と言わない
- 指摘ではなく、質問の形で使う
- 自分の判断に、先に当てる
まとめ
- 認知バイアスは、能力ではなく脳のクセ
- 12の名前と、止める一言を知っておく
- 相手ではなく、まず自分の判断に使う