How to
共感力を高める、3つの練習。同意ではなく、理解を言葉にする
「共感しなさい」と言われても、どうすればよいか分からない。共感は、練習できる行動に分けられます。
共感と同意の違い
- 同意:相手と、同じ意見になること
- 共感:相手が、そう感じていることを理解すること
同意しなくても、共感はできます。「あなたは、そう感じているのですね」と言えば、十分です。
練習1:状況を言葉にして返す
相手の話を、自分の言葉で短く返します。
- 「納期が急に早まって、困っているんですね」
- 「3人分の仕事を、1人で持っているんですね」
評価も、助言も、付けません。返すだけです。
練習2:感情に名前をつける
事実だけでなく、感情も言葉にします。
- 「それは、不安ですね」
- 「悔しかったですね」
当たっているか、確認するように言います。「〜ですか」と、少し疑問形にします。外れても、相手が直してくれます。
練習3:自分の経験を足さない
聞いていて、自分の話をしたくなることがあります。
- 「私も、似たことがあって」と話し始めると、相手の話が止まります
- 相手が話し終わるまで、自分の経験は、しまっておく
話すのは、相手が求めたときだけです。
1日1回の練習
- 1日に1回、誰かの話を、最後まで聞く
- 最後に、1行だけ、要約を返す
- 夜に、どんな感情だったかを、1行書く
共感が苦手な人へ
感情を想像するのが苦手でも、構いません。事実の確認から始められます。
- 「いつから、そうなったんですか」
- 「いまは、何が一番しんどいですか」
質問を通して、相手の状況が見えてくると、共感は自然に起きます。
気をつけること
- 疲れているときは、練習しない。自分を保つことが先です
- 共感は、相手の問題を引き受けることではない。理解して、返す。そこまでです
まとめ
- 共感は、同意ではなく、相手の状態の理解
- 練習は、状況を返す、感情に名前をつける、自分の話を足さない
- 苦手なら、質問から始める