How to
当事者意識を育てる、3つの渡し方。意識ではなく、決める範囲を渡す
「当事者意識がない」と感じる相手は、当事者になる場面を、もらっていないことがあります。
意識は、場面から生まれる
- 自分が決めたことには、責任を感じる
- 自分の仕事の結果が見えると、関心が持てる
- 上から言われただけの仕事は、他人事になる
「意識を持て」ではなく、場面を渡すことが近道です。
渡し方3つ
1. 決める範囲を渡す
小さくてよいので、自分で決められるものを渡します。
- 「来週の会議の議題は、あなたが決めてください」
- 「この資料の構成は、任せる。私は、最後に見る」
2. 結果を見る機会を渡す
自分の仕事が、誰のどんな役に立ったかを、見せます。
- お客様の声を、本人にそのまま伝える
- 仕事の先の工程を、1度見に行く
3. 振り返りを渡す
結果が出たあと、本人の言葉で振り返らせます。
- 「うまくいった点は、何でしたか」
- 「次は、何を変えますか」
答えを教えるのではなく、聞くことがポイントです。
自分の当事者意識を取り戻すなら
仕事が他人事に感じるとき、自分に聞きます。
- この仕事で、自分が決めていることは何か
- 結果が、誰に届くのか
- 明日、1つだけ、自分で決められることは何か
見つからなければ、小さく決めるところから始めます(昼の優先順位、メールの返信順など)。
気をつけること
- 任せたあと、口を出しすぎない。取り上げたことになります
- 失敗しても、本人を責めない。次の場面を渡し続けます
- 範囲は、少しずつ広げる
まとめ
- 当事者意識は、意識ではなく、場面から生まれる
- 決める範囲、結果を見る機会、振り返りの3つを渡す
- 任せたあとに、口を出しすぎない