How to
パワハラを受けたとき、記録と相談の順番。まず4つを残す
上司の言動が、つらい。我慢すれば済むのか、辞めるしかないのか。そう考える前に、記録と相談という、もう1つの選択肢があります。
この記事は、一般的な情報で、法的な助言ではありません。つらい状況が続く場合は、早めに専門の窓口に相談してください。
まず、4つを記録する
起きたことを、その日のうちに、次の4つで残します。
- 日時と場所:いつ、どこで
- 言われた言葉・された行為:覚えている限り、そのまま。要約せず
- 周りにいた人:目撃者や、同席者
- 自分への影響:体調、眠れなさ、仕事への影響
記録の方法
- 紙のメモや、自分だけが見られるファイル。会社のPCやアカウントに置くと、見られる可能性がある
- メールやチャットは、保存しておく。送受信の画面を、自分の手元に残す
- 診察や通院は、日付と内容を残す。体調に影響が出ているときは、受診も考える
相談の順番
状況に応じて、次の順に考えます。
- 社内の相談窓口:人事、相談担当者、信頼できる上司。労働組合がある場合は、そこも
- 社外の相談窓口:社内で対応してもらえない、または社外で相談したいとき
厚生労働省の案内では、社外の相談先として、都道府県労働局の雇用環境・均等部(室)や、総合労働相談コーナーが示されています。匿名でも相談でき、プライバシーは守られ、相談は無料、とされています。
事業主の義務
職場のパワーハラスメントへの対策は、事業主の義務になっています。大企業は2020年6月から、中小企業は2022年4月からです。相談窓口の設置などの措置が、求められています。
相談のときに伝えること
- 起きた事実(記録した4つ)
- いつから、どのくらいの頻度か
- 自分が、どうなってほしいか(異動、距離を置く、謝罪など)
感情を整理して話そうとしなくて構いません。記録を見せながら、話します。
やってしまいがちなこと
- 一人で、抱え込む。時間が経つほど、動きにくくなります
- 記録を取らずに、相談する。事実の確認に、時間がかかります
- 仕返しを、考える。自分の立場が、不利になることがあります。まず、相談を
まとめ
- 日時と場所・言葉や行為・周りの人・自分への影響を、その日のうちに記録する
- 社内の窓口、社外の窓口(労働局・総合労働相談コーナー)の順に考える
- 体調に影響が出ているときは、休むことと受診を先に