How to
1on1で聞いた話を放置すると、何が起きるか。メモと「次回までの1つ」
1on1で、部下が、夜間の負担や、仕事の進め方への不満を話してくれた。聞いた。メモも取った。それなのに、次の1on1までに、何もしていない。
聞いたことと、動いたことは、別です。部下の側から見えるのは、動いたことだけです。
放置したときに起きること
- 部下は、「話しても、何も変わらない」と学ぶ
- 次の1on1から、表面的な話しかしなくなる
- 本当の不満は、1on1ではなく、別の場所(同僚や、退職の相談)に出る
続けるための2つ
1. 聞いたことを、メモにする
その場で、部下に見える形でメモを取ります。
- 話の要点を、3行
- 部下が、いちばん重いと言っていたこと
見える形にすると、「聞いてもらえた」という感覚が残ります。
2. 「次回までの1つ」を決める
全部は、解決できません。次回までに、1つだけ動くことを決めます。
- 「夜間の呼び出しの分担は、上と相談する。次回に結果を話す」
- 「資料の様式は、今週中に、見直す」
1つで構いません。小さくても、動いたことが、見えることが大事です。
次の回の最初の一言
次の1on1の冒頭で、前回のメモを見ながら、最初に報告します。
- 「前回の件、こう動いた。結果は、こうだった」
- 動けなかった場合は、「ここまでしかできなかった。理由は、こうだ」
動けなかったことも、正直に伝えます。何も言わないより、はるかに信頼が残ります。
できないことの伝え方
部下の要望が、自分の権限を超えるときがあります。
- 「それは、私の判断では変えられない。ただ、上に伝える」
- 「変えられないが、代わりに、ここまでならできる」
できないときに、代わりの案を出すことが、聞いた側の責任です。
やってしまいがちなこと
- 「検討します」で終わる。検討の結果を、次回に必ず話す
- 全部を、約束する。守れない約束は、放置より悪い
- メモを、見せずに取る。見える形のほうが、聞いた感覚が残ります
まとめ
- 聞いたあと、動かないと、「言っても変わらない」と学ばれる
- 部下に見える形でメモを取り、次回までの1つを決める
- 次の回の最初に、動いた結果と、動けなかった理由を話す