How to
部門ごとの指標がぶつかるとき、全体の成果に寄せて見直す
営業は、売上を追う。製造は、ムダを減らす。それぞれ頑張っているのに、全体の利益が出ない。そんなことがあります。
なぜ、起きるのか
各部署は、自分の指標を良くしようとします。
- 営業:売上、受注件数
- 製造:稼働率、単価
- 在庫:保管コスト
指標がぶつかると、一方が良くなるほど、他方が悪くなります。
例
- 営業が短納期で受ける → 製造の段取り替えが増え、稼働率が下がる
- 製造がまとめて作る → 在庫が増え、キャッシュが詰まる
3ステップ
1. 指標を、書き出す
各部署が、何を測り、何で評価されるかを、一覧にします。
2. ぶつかる点を、探す
2つの部署の指標を並べて、片方が良くなると、もう片方が悪くなる点を探します。
3. 全体の成果に、寄せる
会社全体の成果(利益、納期、キャッシュ)に、つながる指標へ見直します。
- 部署の指標に、全体の指標を1つ足す
- 部署間の共通の目標を置く
話し合いの場
- 各部署の代表が、集まる
- 責めるためでなく、全体の成果のために話す
- 変更は、小さな範囲で試す
気をつけること
- 指標を急に変えると、評価に不安が出る。説明して、移行期間を置く
- 全体の成果と、部署の頑張りの両方を見る
まとめ
- 部門の指標がぶつかると、全体の成果は下がることがある
- 指標を書き出し、ぶつかる点を探し、全体の成果に寄せる
- 変更は、説明と移行期間を置いて小さく試す