How to
小さな組織でマトリクス組織をつくる。「専門」と「案件」の2軸を、最小構成で始める
「フラットな組織で、専門性も案件も回したい」。マトリクス組織は、軸を2つ持つ仕組みですが、大きくすると板挟みが増えます。最小構成から始めます。
マトリクス組織とは
- 専門の軸(開発、教育、品質など):技術を育てる
- 案件の軸(プロジェクト、顧客など):成果を出す
- 1人が、両方に属する
4つの手順
1. 2つの軸を決める
- 専門の軸:3つまで(例:開発、教育、支援)
- 案件の軸:今動いている案件
- 軸を増やしすぎない
2. 所属と割合を決める
- 本籍(専門の軸)を1つ決める
- 案件への参加は、割合で決める(例:本籍7割、案件3割)
- 合計は、100%以内
3. 評価の担当を決める
- 評価者を1人にする(多くは本籍の長)
- 案件側のリーダーは、意見を出す
- 二人から別々に評価されない
4. 小さく試す
- 1つの案件、3人で、3か月
- うまくいかない点を、月に1回直す
- 広げるのは、そのあと
失敗しやすい点
- 軸が多すぎて、誰の指示が優先か分からない
- 兼務の割合が、守られない
- 評価が、二重になる
守る決まり
- 指示の出し口を、1本にする
- 割合を超える依頼は、本籍の長に相談
- 月次で、割合を見直す
まとめ
- 専門と案件の2軸を、最小限で始める
- 本籍を決め、案件の割合を数字で持つ
- 評価者は1人にして、1案件・3人・3か月で試す