How to
上司と部下の意見が割れたとき。中間管理職が間に入る4つの手順
上司は「やる」と言い、部下は「無理だ」と言う。間に立つあなたは、どちらにも顔が立たない。板挟みが重くなるのは、このときです。
先に知っておくこと
- 意見の対立は、手段の違いのことが多い
- 目的までさかのぼると、同じ方向を向いていることがある
- 中間管理職の仕事は、勝たせることではなく、つなぐこと
4つの手順
1. 双方に、目的を聞く
どちらにも、同じ質問をします。
- 「何のために、それをやりたいのか」
- 「何が起きるのが、いちばん困るのか」
上司は「顧客への約束」、部下は「品質を落とせない」。目的が見えてきます。
2. 共通の目的を探す
2つの目的を並べて、両方を満たす言葉を探します。
- 例:「お客様に、約束を守りつつ、品質も保つ」
ここが見つかると、対立は手段の選び方の話に変わります。
3. 選択肢を、2つにする
- 案1:期限を守り、範囲を絞る
- 案2:範囲を守り、期限を延ばす
選択肢が2つなら、上司も判断しやすい。3つ以上だと、迷います。
4. 決めた理由を、両方に返す
決まったら、上にも下にも、理由を添えて返します。
- 部下へ:「上は、この目的を守りたかった。だから案1になった」
- 上司へ:「部下は、この点を心配していた。対応として、これを入れた」
結果だけ返すと、不満が残ります。
やってはいけないこと
- 部下に「上が決めたことだから」とだけ言う
- 上司に「部下が嫌がっている」とだけ言う
- 自分の気持ちを、どちらかの代弁にする
まとめ
- 双方に、目的を聞く
- 共通の目的を見つけ、手段の話に変える
- 選択肢は2つにして、決めた理由を両方に返す