How to
目的を部下に展開する。「何を・なぜ・どの状態」を伝えて、言い直してもらう
目的を、部下に伝えた。それなのに、部下は作業の手順しか覚えていない。伝え方と確認の仕方で変わります。
目的が伝わらない理由
- 上司は、目的を頭の中で分かっている
- 話すときは、手順から入る
- 部下は、聞いた手順だけを覚える
3つのステップ
1. 3つを伝える
作業の指示の前に、次を伝えます。
- 何をやるのか(仕事の中身)
- なぜやるのか(誰の、何のため)
- どの状態になれば完了か(目指す姿)
例
「来週の会議の資料を、お願いしたい。部長が、来期の人員計画を決めるために使う。A案とB案を1枚で比べて、部長が、どちらかを選べる状態になれば完了」
2. 言い直してもらう
伝えたあと、本人の言葉で、言い直してもらいます。
- 「今の話を、自分の言葉で言うと、どうなる?」
- 「この資料で、誰が何を決めるんだっけ」
ずれていたら、その場で直せます。
3. 途中で、目的に立ち返る
進める途中で、確認します。
- 「目的に、合っているか」
- 3割の時点で、方向を一緒に見る
伝えるときの注意
- 目的を、長く話しすぎない。1分以内
- 部下の経験に合わせる。慣れていないなら、手順も添える
- 目的が変わったら、すぐ伝える
部下が、目的を理解しないとき
- 目的が抽象的すぎるかもしれない。具体的な場面で話す
- 部下に関係のある話か、確認する
まとめ
- 目的は、何を、なぜ、どの状態になれば完了かの3つで伝える
- 伝えたら、本人の言葉で言い直してもらう
- 途中で目的に立ち返る