悩みのテーマ 定年後の暮らしの実務(役職定年・再雇用・介護・住まい)

Story

定年の一年前に、再雇用の五つを、人事と先輩に聞いた課長の話

化学メーカー 技術課長・50代後半 キャリア

化学メーカーの、技術課長、秋山は、定年まで、あと、一年だった。

その後も、働き続ける、つもりだった。

だが、制度を、詳しくは、知らなかった。

何となく、同じ仕事を、続けられると、思っていた。

ある日、先輩が、再雇用の、後、言った。

「想像と、ずいぶん、違ったよ」

秋山は、気になった。


人事に、聞いた。

「参考のために、制度を、教えてください」

担当者は、資料を、出してくれた。

五つの点を、確認した。

対象。希望すれば、全員が、対象。

雇用形態。嘱託社員。

給与。定年前の、およそ、五割。

仕事内容。担当は、会社が、決める。

期間。一年更新。六十五歳まで。


秋山は、給与の、五割に、驚いた。

想像では、七割と、思っていた。

次に、先輩に、聞いた。

「再雇用で、よかったことと、困ったことは」

先輩は、答えた。

「よかったのは、責任が、軽くなって、体が、楽なこと。困ったのは、仕事内容が、変わったこと。技術の、現場から、離れた」

秋山は、メモを、取った。

人間関係の、変化も、聞いた。

後輩が、上司に、なる。

その点は、割り切るしか、ないと、先輩は、言った。


家族とも、共有した。

妻に、収入の、変化を、伝えた。

「五割に、なる。年金の、受給開始は、まだ、先だ」

妻は、少し、考えて、言った。

「生活費を、見直そう。働く日数も、減らせる、のかな」

家の、ことの、分担も、話し合った。


秋山は、人事に、希望を、伝えた。

「できれば、技術の、現場に、近い仕事が、したい」

人事は、「検討します」と、答えた。

半年前までに、意思表示が、必要な、ことも、分かった。

秋山は、手帳に、書いた。

対象、形態、給与、仕事内容、期間。

その下に、足した。

一年前から、情報を、集める。

この物語はフィクションです。実在の人物、団体、企業とは関係ありません。

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