「安全確認、いいですか」をやめた現場課長が、一項目一問で聞いた話
「大丈夫ですか」には、全員、大丈夫と答えた。具体的に、一つずつ、聞いたら、抜けが、見つかった。
読むStory
物流会社の、営業所課長、大川は、判断が、遅れることが、多かった。
重要な、情報が、届かない。
顧客の、変更依頼が、担当者の、ところで、止まっていた。
「共有していない、からだ」
大川は、思った。
部下に、「共有を、徹底してください」と、言った。
だが、改善しなかった。
数日後、大川は、チャットを、見て、愕然とした。
一日に、二百件以上の、通知が、ある。
重要な情報も、雑談も、同じ、チャンネルに、流れていた。
共有は、されていた。
だが、埋もれていた。
共有不足では、なく、共有しすぎだった。
先輩の、課長に、相談した。
「何を、誰に、いつ、どの手段で。四つを、決めろ」
大川は、情報を、四つに、分類した。
決定事項。必ず共有。
進捗。定期的に。
リスク。早く。
参考情報。見たい人が、見る。
それぞれに、場所を、決めた。
決定事項は、固定の、掲示板に。
リスクは、専用の、チャンネルに。
雑談と、参考情報は、別のチャンネルに。
週に一回、要点を、一枚に、まとめる習慣も、始めた。
「今週の決定事項、リスク、来週の予定」
A4一枚。
新人には、「誰に聞くか」の、一覧を、渡した。
最初の一か月は、重点を、絞って、情報を、教えた。
三か月後、判断の遅れが、半分に、減った。
顧客の変更依頼は、すぐ、担当者から、課長に、届くようになった。
大川は、手帳に、書いた。
共有しすぎも、失敗。
その下に、足した。
何を、誰に、いつ、どの手段で。
この物語はフィクションです。実在の人物、団体、企業とは関係ありません。
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キャリアの話を先に並べています。
「大丈夫ですか」には、全員、大丈夫と答えた。具体的に、一つずつ、聞いたら、抜けが、見つかった。
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