悩みのテーマ ファシリテーション・選択と集中・物語で見せるゴール 関連 残業・時間・抱え込み

Story

全部やろうとした課長が、三つに絞って、やめることを書いた話

ITサービス会社 営業課長・40代前半 時間

ITサービス会社の、営業課長、西村は、毎日、残業していた。

新規開拓。既存顧客の、フォロー。社内の、定例資料。会議。部下の、育成。

全部、大事に見えた。

全部、やっていた。

だが、四半期の、数字は、伸びなかった。

部長が、言った。

「忙しいのは、分かった。何に、効いている」


西村は、ある夜、仕事を、全て、書き出した。

二十八個、あった。

次に、問いを、立てた。

今期の、目標に、直接、効くのは、どれか。

自分にしか、できないのは、どれか。

絞ると、三つに、なった。

大手二社の、提案。既存の、主要顧客の、更新。部下の、一人の、育成。


残りの二十五個を、仕分けた。

やめる。減らす。任せる。

読まれていない、週次の、資料は、休止。

参加しても、発言しない会議は、欠席。

進捗の報告は、チャットで、短く。


関係者に、伝えた。

「来月から、この資料を、休止します。困る方は、連絡をください」

連絡は、一件も、来なかった。

朝の九十分は、三つの仕事の時間に、した。

通知を、切った。


三か月後、大手二社のうち、一社の受注が、決まった。

主要顧客の、更新も、無事に、済んだ。

育成した、部下は、一人で、提案ができるように、なった。

西村は、手帳に、書いた。

選ぶとは、他をやらないと、決めること。

その下に、足した。

三か月ごとに、選び直す。

この物語はフィクションです。実在の人物、団体、企業とは関係ありません。

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